国際スケート連盟(ISU)が主催する「世界フィギュアスケート国別対抗戦2023(英名:World Team Trophy in Figure Skating 2023)」が、東京体育館(東京都渋谷区)にて4月13日から16日までの4日間にわたって開催される。
3月26日に閉幕したばかりの世界フィギュアスケート選手権2023(さいたまスーパーアリーナ)において、年間グランドスラムという快挙を成し遂げた "りくりゅう" こと、ペア代表の三浦璃来/木原龍一をはじめ、世界選手権2連覇を達成した北京2022銅メダリストの坂本花織にくわえて、三原舞依、友野一希、佐藤駿、アイスダンス代表の "かなだい" こと、村元哉中/高橋大輔ら、男女それぞれ4名、総勢8名のTEAM JAPANが出場する。
ここでは、2年に一度開催される国別対抗戦2023の放送予定や概要を紹介しよう。
※宇野昌磨は怪我のため欠場
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■日程
※2023年3月27日時点
第1日 4月13日(木)
- 14:55 氷上オープニングセレモニー
- 15:50 アイスダンス RD
- 17:15 女子 SP
- 19:25 男子 SP
第2日 4月14日(金)
- 16:00 ペア SP
- 17:25 アイスダンス FD
- 19:00 女子 FS
第3日 4月15日(土)
- 15:15 ペア FS
- 16:50 男子 FS
第4日 4月16日(日)
- 14:00 エキシビジョン
SP…ショートプログラム
FS...フリースケーティング
RD…リズムダンス
FD…フリーダンス
■放送予定
※2023年3月27日時点
- 地上波:テレビ朝日系列(※一部地域を除く)
- ネット:未定
■概要
2年に一度開催される、フィギュアスケートの団体戦「世界フィギュアスケート国別対抗戦」は、2009年の初開催以来、今年の大会で8回目を数え、全てのエディションが日本で実施されている。
この国別対抗戦に出場できるのは、世界選手権で獲得したポイントを含む世界ランキング上位6チームのみで、2023年大会には、開催国である日本をはじめ、カナダ、フランス、イタリア、韓国、アメリカ(NOCコード アルファベット順)がクオリファイした。
各チームは、シングルより男女それぞれ2名、ペアとアイスダンスよりそれぞれ1組ずつ、合計8名で構成される。日本からは、今シーズン(2022/2023)の主要国際大会すべてにおいて優勝し、年間グランドスラムを達成したペア代表の ”りくりゅう” こと、三浦璃来/木原龍一をはじめ、さいたまスーパーアリーナで閉幕したばかりの世界選手権2023において、日本勢としては初となる2連覇の快挙を成し遂げた北京2022銅メダリストの坂本花織、また世界選手権2023入賞の三原舞依と友野一希、そして同大会アイスダンスで歴代最高順位の11位に入った "かなだい" こと、村元哉中/高橋大輔といった国内トップスケーターたちが、TEAM JAPANとして今季フィナーレとなる国別対抗戦に出場する。
TEAM JAPANは、これまでに2011年の第2回大会と2017年の第5回大会で2度の優勝した経験があり、過去4度の最多優勝を誇るアメリカ代表のTEAM USAや、開幕まで3年と迫るミラノ・コルティナ2026のホスト国であるイタリア代表チームなどを迎え撃つ。季節も競技も異なるが、列島を熱狂の渦に巻き込んだWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の如く、日本は3大会ぶり3度目の優勝となるかーー。
フィギュアスケーターたちの戦いは、桜が風に舞い散れど、まだまだ終わらない。