日本スケート連盟は10月5日、樋口新葉(明治大学/ノエビア)が2022/2023シーズンの競技会を欠場することとなったと発表した。
樋口は同連盟を通じてコメントを発表。欠場の理由として「右腓骨疲労骨折からの回復の遅れ」があると明かしている。
■樋口新葉コメント
この度、4月下旬に負った右腓骨疲労骨折からの回復の遅れにより、ベストなコンディションが作れず、グランプリシリーズ2大会、全日本選手権を含めた今シーズンの競技活動は全て見送らせて頂くことになりました。
今年の2月には、これまでのスケート人生で目標としていましたオリンピック出場を果たし、自分の中で一つ大きな山を越えました。今シーズンは少しずつ自分のペースでスケートと向き合いながら、また良いコンディションに戻せるよう一日一日を大事に過ごして、より多くの経験を積んでいきたいと思います。
そして、しっかり充電して、もう一段階ステップアップした魅力溢れるスケートをお見せできればと思っておりますので、引き続き応援の程宜しくお願い申し上げます。
樋口は昨シーズン、日本代表として北京2022の女子シングルと団体戦に出場。団体戦では日本のメダル獲得に貢献した。今シーズンは9月16日、17日にISU(国際スケート連盟)チャレンジャーシリーズのロンバルディアトロフィー(イタリア・ベルガモ)に出場し、9位の成績。ISUグランプリ(GP)シリーズには第2戦のスケートカナダ(10月28日‐30日/カナダ・ミシサガ)、第5戦のNHK杯(11月18日-20日/日本・札幌)に出場予定だった。