12月22日から26日までの5日間にわたり、東和薬品RACTABドーム(大阪府門真市)にて「第91回全日本フィギュアスケート選手権大会」が開催される。今大会は、「1」枠しかない世界フィギュアスケート選手権(2023年3月/さいたまスーパーアリーナ)アイスダンス日本代表の最終選考会であることから、熾烈な争いが見込まれる。北京2022アイスダンス日本代表の小松原美里/尊のふたりが、公式練習(21日)を終え、大会初日(22日)のアイスダンス・リズムダンスに向けた意気込みをメディアの前で語った。
「より良いスケートを届けたい」
「チームココ」こと、小松原美里と尊のペアは、2016年に結成し、2018年から2021年までの全日本で4連覇を達成している。結成したばかりの全日本デビュー年と、全日本初優勝を飾った年の会場が、今回と同じアイスリンクであることから、5連覇という新たな歴史を刻むには、2人にとって最高の舞台のようだ。
「RACTABドームは、私たちが2016年に初めて全日本に一緒に出た場所でもあり、(2018年に)初めて初めて優勝した場所。(2020年の)NHK杯でも初めてここで優勝しました。すごくいい思い出がたくさんあります。今回もいい思い出を残したいです(美里)」
「今年のスターズ・オン・アイスの時(2022年4月)、友達と一緒にここでいい演技をできた思い出があります。すごくいい思い出がいっぱいありますので、今回もいい思い出を作りたいなと思ってます(尊)」
11月に札幌で行われたNHK杯で9位に終わった2人は、この全日本に向けて猛トレーニングを積んできたようだ。
「本当にたくさん、プログラムを良い方向に変更したりだとか、ブラッシュアップしたり、練習を積んできました。(公式練習を終えて)1番滑走だったのですけど、しっかり体を使って、体重を乗せて滑れたと思います。明日(22日)に繋げて、より良いスケートを届けたいです(美里)」
「NHK杯から変えたところが結構多い。変えたところは、すごくいいブラッシュアップになったと思います。自分たちの自信をもって、頑張りたいと思っています(尊)」
「見てくださる方が楽しんでくだされば」
2人は、この全日本2022において5連覇をかけ、また世界選手権2023の代表の座をかけて争う。そして、日本のアイスダンスの競技力向上についても、2人はポジティブに捉えているようだ。
「自分たちの目標は変わらず、全日本5連覇。それをするために、今まで練習してきたことをしっかり出すってことをしたいです。(今大会には)アイスダンスが6組もいて、練習グループが2グループもあるっていうことが、日本のダンスチームとしてはすごく嬉しくて。見てくださる方が楽しんでくださればいいなと思います(美里)」
「今回、4年ぶりぐらいに、海外の先生と一緒に出場できる大会になりました。みんなと一緒に頑張りたいと思っています。今の時代、日本のアイスダンスはすごく(レベルが)上がっている。一緒に頑張ろうという気持ちが強いです(尊)」
■第1日 放送予定
※2022年12月14日時点の情報
※生放送・ライブ配信を中心に紹介
第1日 12月22日
アイスダンスRD
- BS/CS:フジテレビTWO(14:45-15:40)
- ネット:FODプレミアム(14:45-15:40)
女子SP
- 地上波:フジテレビ系列全国ネット(19:00-20:54)
- BS/CS:BSフジ(18:30−19:00)・フジテレビTWO(16:20−19:00)
- ネット:TVer(19:00-20:54)・FODプレミアム(16:20-20:50)