3月にスウェーデンで開催される女子世界選手権、4月にカナダで開催される男子世界選手権の日本代表の座を懸けた争いを兼ねる「第40回全農 日本カーリング選手権大会」がアドヴィックス常呂カーリングホール(北海道北見市)で開催されている。2月1日の大会4日目は予選リーグの男子8試合、女子16試合が行われた。
公式サイト:全農 日本カーリング選手権大会
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■SC軽井沢、無傷の6連勝
男子首位を走るSC軽井沢クラブは、同じ長野県を本拠地とするTM Karuizawaと対戦した。なお、SC軽井沢クラブには山口剛史、TM Karuizawaには両角友佑、両角公佑が所属し、平昌2018オリンピック日本代表のチームメイト同士の対戦でもあった。
試合は第3エンドまで1点ずつを取り合う展開となったが、第4エンドにSC軽井沢クラブが一気に4点をゲット。第5エンドはTM Karuizawaが2点を奪い、1点差で折り返した。その後も一進一退の攻防が続いたが、第8エンドにSC軽井沢クラブが2点を奪ってリードを広げた。第9エンド、第10エンドとTM Karuizawaも追い上げたが、1点及ばす。SC軽井沢クラブが8-7で接戦を制し、6連勝を飾った。敗れたTM Karuizawaは3勝2敗となっている。
■ロコ・ソラーレと中部電力が4勝目
北京2022銀メダルのLOCO SOLARE(ロコ・ソラーレ)は9時からの競技10で東京都協会と対戦した。第1エンド、第2エンドと2連続で得点を重ねると、その後もリードを保ったまま終盤へ。5-4で迎えた第9エンドで2点を奪ったところで、東京都協会がコンシードを選択。7-4で勝利、通算成績を4勝1敗とした。SC軽井沢クラブもチーム広島に快勝し、同じく4勝1敗としている。
ロコ・ソラーレはこの日、競技10の1試合のみ。18時スタートの競技12では、中部電力が青森CAを10-4で下した。これで4勝1敗とし、ロコ・ソラーレと首位タイで並んでいる。SC軽井沢クラブは暫定首位に立つチャンスだったが、LS北見(ロコ・ステラ)に7-9で競り負け、4勝2敗となった。
大会4日目の試合結果は、以下の通り。
▼競技10 女子
- 北海道銀行 13-4 LS北見
- LOCOSOLARE 7-4 東京都協会
- 青森CA 5-9 フィロシーク青森
- SC軽井沢クラブ 11-3 チーム広島
▼競技11 男子
- チーム荻原 4-8 北見協会
- チーム市村 5-9 宮城CA
- 岡山CA 2-8 コンサドーレ
- TM Karuizawa 7-8 SC軽井沢クラブ
▼競技12 女子
- 青森CA 4-10 中部電力
- 東京都協会 9-6 北海道銀行
- フィロシーク青森 13-1 チーム広島
- LS北見 9-7 SC軽井沢クラブ
大会5日目の2月2日には、女子4試合、男子8試合が予定されている。
■大会日程
- 1月29日~2月3日:予選リーグ
- 2月4日:プレーオフ・準決勝
- 2月5日:決勝・閉会式・表彰式