BWF(世界バドミントン連盟)が主催する「世界バドミントン選手権大会2022(世界バドミントン)」は8月24日、東京体育館(東京都渋谷区)で3日目の競技を実施。各種目2回戦が行われ、混合ダブルスでは渡辺勇大(BIPROGY株式会社所属)/東野有紗(BIPROGY株式会社社員)が初戦を迎えた。
Tokyo2020の銅メダルペアは第3シードで今大会に臨んだ。1回戦は免除され、2回戦のこの日が大会初戦。スコットランドのアレクサンダー・ダン/チアラ・トーランスと対戦した。
“ワタガシ”ペアは序盤から圧倒。第1ゲームは1度もリードを許すことなく、21-12で先取した。続く第2ゲームも流れを切らさず、序盤の6連続ポイントで大量リード。「後半はコートの感覚をつかむことができた」という渡辺の言葉どおり、以降も次々と得点を重ね、21-7でストレート勝ちを収めた。わずか30分での圧勝劇だった。
■渡辺勇大 試合後コメント
大きい会場なので、個々の感覚が大事になってくると思っています。今日は後半はコートの感覚をつかむことができたんじゃないかなと思います。風はそんなにないですが、後ろから打ってもなかなか決まらないし、低い球を出すと飛ぶかなという印象です。速い展開が得意ではないので、この会場では我慢して展開していくことが僕らには大切なことだと思います。
だいぶ久しぶりの有観客で、声は出せないかもしれませんが、ファンの方が入ってくれているということが、僕らの後押しになっていると思います。
■東野有紗 試合後コメント
初戦で少し緊張はしたんですけど、ちょっとずつ丁寧にプレーすることができて、よかったと思います。日本開催ということで、ちょっと緊張してしまいました。2ゲーム目からは応援の力も私たちの力に変えてプレーできたのでよかったです。
3回戦では第15シードのロビン・テーベリング/セレナ・ピーク(オランダ)と対戦する。
■日本代表選手
男子(16名)
- 桃田賢斗(東日本電信電話株式会社社員)
- 常山幹太(トナミ運輸株式会社社員)
- 西本拳太(株式会社ジェイテクト社員)
- 奈良岡功大(IMG)
- 保木卓朗(トナミ運輸株式会社社員)
- 小林優吾(トナミ運輸株式会社社員)
- 古賀輝(東日本電信電話株式会社社員)
- 齋藤太一(東日本電信電話株式会社社員)
- 竹内義憲(株式会社日立情報通信エンジニアリング社員)
- 松居圭一郎(株式会社日立情報通信エンジニアリング社員)
- 岡村洋輝(BIPROGY株式会社社員)
- 小野寺雅之(BIPROGY株式会社社員)
- 渡辺勇大(BIPROGY株式会社所属)
- 金子祐樹(BIPROGY株式会社社員)
- 山下恭平(東日本電信電話株式会社社員)
- 緑川大輝(早稲田大学4年)
女子(16名)
- 山口茜(株式会社再春館製薬所社員)
- 奥原希望(太陽ホールディングス株式会社所属)※8月19日付出場辞退
- 髙橋沙也加(BIPROGY株式会社社員)
- 大堀彩(トナミ運輸株式会社社員)
- 福島由紀(株式会社丸杉社員)
- 廣田彩花(株式会社丸杉社員)
- 永原和可那(株式会社北都銀行社員)
- 松本麻佑(株式会社北都銀行社員)
- 志田千陽(株式会社再春館製薬所社員)
- 松山奈未(株式会社再春館製薬所社員)
- 中西貴映(BIPROGY株式会社社員)
- 岩永鈴(BIPROGY株式会社社員)
- 東野有紗(BIPROGY株式会社社員)
- 松友美佐紀(BIPROGY株式会社社員)
- 篠谷菜留(東日本電信電話株式会社社員)
- 齋藤夏(認定NPO法人ACT SAIKYO)