BWF(世界バドミントン連盟)が主催する「世界バドミントン選手権大会2022(世界バドミントン)」が東京体育館(東京都渋谷区)にて開幕し、大会初日の8月22日には、男女のシングルスとダブルス、また混合ダブルスの合計5種目の1回戦(ラウンド1)が行われた。
22日に実施された男子ダブルスのラウンド1には、竹内義憲/松居圭一郎のペアと、岡村洋輝/小野寺雅之のペア、2組の日本代表が出場し、それぞれ勝利を収め2回戦(ラウンド2)進出を決めている。
竹内/松居の対戦相手は、韓国代表のカン・ミンヒュク/キム・ジェファンで、第1ゲームと第2ゲームともに、日本ペアが主導権を握る展開となり、ゲームカウント2−0(21−12、21−7)のストレートで、初戦を快勝した。
次戦のラウンド2で竹内/松居のコンビは、2回戦から本大会に出場する古賀輝/齋藤太一の日本代表と対戦する。世界バドミントン会期前半から繰り広げられる日本勢同士の対決に注目だ。
岡村/小野寺のペアは、インド代表のマヌ・アットリ/B. スミース・レッディと対戦。第1ゲームでは、日本チームが連続で8得点をあげるなどリードして、21−11の大差で圧勝。しかし、つづく第2ゲームでは、相手チームがゲームのカギを握り、岡村/小野寺のペアは同点に追いつくことができずに、19−21でこのゲームを落としてしまう。そして、勝敗の行方は最終第3ゲームへと持ち込まれることとなった。
そして迎えた運命の第3ゲーム。第2ゲームのリベンジを果たすかのように、岡村と小野寺は出だしから完全にリードして、最大点差を8点に広げるなど攻勢を仕掛ける。最終的に岡村/小野寺のペアが、21−15でこのゲームを奪い、ゲームカウント2−1で勝利を収めた。
ラウンド2進出を決めた岡村/小野寺の次なる対戦相手は、2回戦が本大会初戦となるインドネシア代表のファジャル・アルフィアン/ムハマド・リアン・アルディアントだ。
■日本代表選手
男子(16名)
- 桃田賢斗(東日本電信電話株式会社社員)
- 常山幹太(トナミ運輸株式会社社員)
- 西本拳太(株式会社ジェイテクト社員)
- 奈良岡功大(IMG)
- 保木卓朗(トナミ運輸株式会社社員)
- 小林優吾(トナミ運輸株式会社社員)
- 古賀輝(東日本電信電話株式会社社員)
- 齋藤太一(東日本電信電話株式会社社員)
- 竹内義憲(株式会社日立情報通信エンジニアリング社員)
- 松居圭一郎(株式会社日立情報通信エンジニアリング社員)
- 岡村洋輝(BIPROGY株式会社社員)
- 小野寺雅之(BIPROGY株式会社社員)
- 渡辺勇大(BIPROGY株式会社所属)
- 金子祐樹(BIPROGY株式会社社員)
- 山下恭平(東日本電信電話株式会社社員)
- 緑川大輝(早稲田大学4年)
女子(16名)
- 山口茜(株式会社再春館製薬所社員)
- 奥原希望(太陽ホールディングス株式会社所属)※8月19日付出場辞退
- 髙橋沙也加(BIPROGY株式会社社員)
- 大堀彩(トナミ運輸株式会社社員)
- 福島由紀(株式会社丸杉社員)
- 廣田彩花(株式会社丸杉社員)
- 永原和可那(株式会社北都銀行社員)
- 松本麻佑(株式会社北都銀行社員)
- 志田千陽(株式会社再春館製薬所社員)
- 松山奈未(株式会社再春館製薬所社員)
- 中西貴映(BIPROGY株式会社社員)
- 岩永鈴(BIPROGY株式会社社員)
- 東野有紗(BIPROGY株式会社社員)
- 松友美佐紀(BIPROGY株式会社社員)
- 篠谷菜留(東日本電信電話株式会社社員)
- 齋藤夏(認定NPO法人ACT SAIKYO)