BWF(世界バドミントン連盟)が主催する「世界バドミントン選手権大会2022(世界バドミントン)」が東京体育館(東京都渋谷区)にて開幕し、大会初日の8月22日には、男女のシングルスとダブルス、また混合ダブルスの合計5種目の1回戦(ラウンド1)が行われた。
この日の男子シングルス1回戦には、Tokyo2020代表で、世界バドミントンを2度制覇している桃田賢斗が登場した。現在世界ランキング2位の桃田の対戦相手は、リノ・ムノズ(メキシコ)で、ゲームカウント2−0(21-16、21-14)のストレート勝利で、桃田は初戦から世界王者の貫禄を見せつけた。
第1ゲームは、序盤から桃田がゲームを動かし、後半には最大7点差に広げるなど、相手を寄せ付けずに最初のセットを奪う。つづく第2ゲームでは、中盤にムノズに勝ち越されてしまう場面があったものの、後半にしっかりと立て直し、連続6点を奪取するなど、直前合宿で培ったと自身が話す、メンタルとフィジカルの圧倒的な成長を誇示する試合運びを展開した。
「入場するときはすごく緊張したんですけど、途中から落ち着いて、いろいろなショットを確かめながら(プレーが)できた」
「自分の体の感覚もすごくいいので、明日(以降)もしっかり頑張りたいと思います」
- 桃田賢斗・試合終了後インタビューより
2回戦進出を決めた桃田は、H. S. プラノイ(インド)と次戦で戦う。
■日本代表選手
男子(16名)
- 桃田賢斗(東日本電信電話株式会社社員)
- 常山幹太(トナミ運輸株式会社社員)
- 西本拳太(株式会社ジェイテクト社員)
- 奈良岡功大(IMG)
- 保木卓朗(トナミ運輸株式会社社員)
- 小林優吾(トナミ運輸株式会社社員)
- 古賀輝(東日本電信電話株式会社社員)
- 齋藤太一(東日本電信電話株式会社社員)
- 竹内義憲(株式会社日立情報通信エンジニアリング社員)
- 松居圭一郎(株式会社日立情報通信エンジニアリング社員)
- 岡村洋輝(BIPROGY株式会社社員)
- 小野寺雅之(BIPROGY株式会社社員)
- 渡辺勇大(BIPROGY株式会社所属)
- 金子祐樹(BIPROGY株式会社社員)
- 山下恭平(東日本電信電話株式会社社員)
- 緑川大輝(早稲田大学4年)
女子(16名)
- 山口茜(株式会社再春館製薬所社員)
- 奥原希望(太陽ホールディングス株式会社所属)※8月19日付出場辞退
- 髙橋沙也加(BIPROGY株式会社社員)
- 大堀彩(トナミ運輸株式会社社員)
- 福島由紀(株式会社丸杉社員)
- 廣田彩花(株式会社丸杉社員)
- 永原和可那(株式会社北都銀行社員)
- 松本麻佑(株式会社北都銀行社員)
- 志田千陽(株式会社再春館製薬所社員)
- 松山奈未(株式会社再春館製薬所社員)
- 中西貴映(BIPROGY株式会社社員)
- 岩永鈴(BIPROGY株式会社社員)
- 東野有紗(BIPROGY株式会社社員)
- 松友美佐紀(BIPROGY株式会社社員)
- 篠谷菜留(東日本電信電話株式会社社員)
- 齋藤夏(認定NPO法人ACT SAIKYO)