BWF(世界バドミントン連盟)ワールドツアー・インドネシアオープン(同国ジャカルタ)は6月15日、大会2日目を迎え各種目1回戦の後半が実施された。女子シングルスでは、奥原希望(太陽ホールディングス)がパイ・ユーポ(台湾)と対戦。奥原は第1ゲームで相手に4連続ポイントを許し一時逆転されるが、直後にポイントを取り返すとそこからはリードを広げる展開に。21-14で第1ゲームをものにした。第2ゲーム序盤は両者がポイントを取り合う接戦となる中、中盤以降は奥原がリード。21-18で制し、2回戦にコマを進めている。
女子ダブルス第4シードの福島由紀/廣田彩花(丸杉)は、タイのペアにストレート勝ちを収めた。第1ゲームではいきなり12ポイントを連取する危なげない展開で21-14。第2ゲームは接戦となるが、11-11から7連続ポイントで勝負を決め21-15とした。同種目の永原和可那/松本麻佑(北都銀行)は地元インドネシアのペアに敗れている。
男子シングルス第2シードの桃田賢斗(NTT東日本)は、ラスムス・ゲムケ(デンマーク)と対戦した。第1ゲームを落とすが、第2ゲームを制して迎えた最終第3ゲーム。ポイントの奪い合いとなったこのゲームで桃田は13-11と一時リードするが、そこから8ポイントを連続で失う。この連続失点が響き第3ゲームを14-21で落とした桃田は敗戦。5月のタイオープンに続く初戦敗退を喫している。男子ダブルスの竹内義憲/松居圭一郎(日立情報通信エンジニアリング)、混合ダブルスの山下恭平/篠谷菜留(NTT東日本)も初戦で姿を消した。
インドネシアオープンのグレードはシーズンに3大会の「Super1000」。ワールドツアーファイナルズを除く、最上位に位置づけられている。同大会は16日にかけて各種目2回戦が行われ、19日の決勝まで大会が続く。
■インドネシアOPの競技日程・放送予定
- 6月14日(火)1回戦
- 6月15日(水)1回戦
- 6月16日(木)2回戦
- 6月17日(金)準々決勝
- 6月18日(土)準決勝
- 6月19日(日)決勝
【放送予定】
- BS/CS:J SPORTS ※準決勝・決勝のみ同日(録画)
■日本バドミントン協会派遣選手
- 桃田 賢斗(東日本電信電話株式会社社員)
- 常山 幹太(トナミ運輸株式会社社員)
- 西本 拳太(株式会社ジェイテクト社員)
- 保木 卓朗(トナミ運輸株式会社社員)
- 小林 優吾(トナミ運輸株式会社社員)
- 古賀 輝(東日本電信電話株式会社社員)
- 齋藤 太一(東日本電信電話株式会社社員)
- 竹内 義憲(株式会社日立情報通信エンジニアリング社員)
- 松居圭一郎(株式会社日立情報通信エンジニアリング社員)
- 渡辺 勇大(BIPROGY株式会社所属)
- 金子 祐樹(BIPROGY株式会社社員)
- 山下 恭平(東日本電信電話株式会社社員)
- 山口 茜(株式会社再春館製薬所社員)
- 奥原 希望(太陽ホールディングス株式会社所属)
- 髙橋沙也加(BIPROGY株式会社社員)
- 福島 由紀(株式会社丸杉社員)
- 廣田 彩花(株式会社丸杉社員)
- 永原和可那(株式会社北都銀行社員)
- 松本 麻佑(株式会社北都銀行社員)
- 志田 千陽(株式会社再春館製薬所社員)
- 松山 奈未(株式会社再春館製薬所社員)
- 中西 貴映(BIPROGY株式会社社員)
- 岩永 鈴(BIPROGY株式会社社員)
- 東野 有紗(BIPROGY株式会社社員)
- 松友美佐紀(BIPROGY株式会社社員)
- 篠谷 菜留(東日本電信電話株式会社社員)