マラソン世界記録保持者のケルビン・キプトゥムが24歳で事故死

マラソン世界記録保持者のケルビン・キプトゥムが交通事故により、コーチのジェルベ・ハキジマナ氏とともに死亡した。

1 執筆者 WATANABE Fumishige/渡辺 文重
Kelvin Kiptum
(Getty Images)

2023年10月に行われたシカゴマラソン(アメリカ合衆国イリノイ州)で2時間00分35秒を記録。エリウド・キプチョゲ(ケニア)の持つ2時間1分09秒を抜き、マラソンの世界記録保持者となっていたケルビン・キプトゥム(ケニア)が、ケニア・エルドレッドのカプタガット・ロードで交通事故に遭い、他界した。24歳だった。

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地元警察によるとキプトゥムは車を運転中にコントロールを失い道路から逸脱したとのこと。3名が乗車しており、同乗していたコーチのジェルベ・ハキジマナ氏も死亡。ハキジマナ氏の妻もOlympics.comに対し、夫の死去を明らかにしている。もう1人は病院に搬送された。

陸上競技の国際競技連盟・ワールドアスレティックスのセバスチャン・コー会長はSNSに次のような投稿をしている。

「ケルビン・キプトゥム選手と彼のコーチ、ジェルベ・ハキジマナ氏の痛ましい事故死の知らせにショックと深い悲しみを覚えています。ワールドアスレティックス全員を代表して、ご家族、友人、チームメイト、ケニア国民の皆さまに心からの哀悼の意を表します」

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