【体操】世界選手権9日目:種目別決勝・鉄棒で橋本大輝が2位、神本雄也が7位、平行棒で神本が6位、ゆかで宮田笙子が8位

最終日を迎えた世界体操競技選手権で、9日間を戦い抜いた日本代表は橋本の鉄棒・銀メダルで大会を締めくくった。

1 執筆者 Olympics.com|公開日:2022年11月6日
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(GETTY IMAGES)

英リバプールで開催中の世界体操競技選手権が最終日を迎えた11月6日、種目別決勝・男子跳馬、女子平均台に続き、男子平行棒の決勝が行われ、神本雄也が6位となった。優勝は東京2020オリンピックの同種目で金メダルを獲得したゾウ・ジンユアン(中華人民共和国)。

続いて行われた女子ゆか決勝で、リザーブとなっていた予選10位の宮田笙子が急遽出場。東京2020のこの種目で金メダルを獲得したジェード・キャリーや、今大会の個人総合1位のレベッカ・アンドラーデ、地元ファンの大きな声援を受けた双子のガディロワ姉妹(英国)が出場する中、金メダルは個人総合で銅メダルを獲得したジェシカ・ガディロワの手に渡った。宮田は8位。

また、13.833点をマークしていたキャリーの得点が見直され、13.733点となった結果、アンドラーデとキャリーが同点となり、ともに銅メダルを獲得した。

今回の大会の最後の種目となったのが種目別・男子鉄棒で、日本からは予選を通過した橋本と神本が決勝に出場。個人総合で橋本に続き2位となった中華人民共和国のチャン・ボヘンらも決勝に名を連ねる中、前回大会の同種目で銅メダルを獲得したブロディ・マローン(アメリカ合衆国)が金メダルを勝ち取った。橋本は2位、神本は7位。

橋本は「悔しい気持ちもあるが、連戦の中、怪我なく終われたことはすごくよかった」とし、「この疲れがある中でベストを出すことの準備を来年に向けて、そしてパリに向けてしていきたいと思います」と語った。

男子平行棒、決勝の結果

  1. ゾウ・ジンユアン(中華人民共和国)16.166
  2. ルーカス・ダウザー(ドイツ)15.500
  3. カルロス・ユーロ(フィリピン)15.366
  4. フェルハット・アルカン(トルコ)15.066
  5. ホシマル・オーランド・カルボ・モレノ(コロンビア)14.966
  6. 神本雄也(日本)14.900
  7. ジャーニ・レジーニ・モラン(英国)14.733
  8. ジョー・フレーザー(英国)14.700

女子ゆか、決勝の結果

  1. ジェシカ・ガディロワ(英国)14.200
  2. ジョーダン・チャイルズ(アメリカ合衆国)13.833
  3. レベッカ・アンドラーデ(ブラジル)/ ジェード・キャリー(アメリカ合衆国)13.733
  4. ナオミ・フィサー(オランダ)13.666
  5. マルティナ・マッジョ(イタリア)13.533
  6. ジェニファー・ガディロワ(英国)13.166
  7. 宮田笙子(日本)13.066

男子鉄棒、決勝の結果

  1. ブロディ・マローン(アメリカ合衆国)14.800
  2. 橋本大輝(日本)14.700
  3. アルトゥール・オヤカワ・マリアノ(ブラジル)14.466
  4. スン・ウェイ(中華人民共和国)14.433
  5. チャン・ボヘン(中華人民共和国)14.400
  6. イリアス・ジョージウー(キプロス)14.300
  7. 神本雄也(日本)14.166
  8. タイソン・ブル(オーストラリア)13.766

日本代表

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