男子テニスATPワールドツアー、ABN AMROワールドテニストーナメントは現地時間16日、大会6日目がオランダ・ロッテルダムで行われ、準決勝で元世界ランク3位のスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦した第1シード錦織圭は、2-6、6-4、4-6とフルセットの末に敗れ、決勝進出はならなかった。
第1セットは錦織が立ち上がりに4ゲーム連続で落とすと、その後2ゲームずつを奪い合い、ワウリンカに先行を許す。
反撃を狙う錦織は、4ゲーム連続奪取で第2セットに入ると、第6ゲームでブレークを許すも、そのまま6-4で第2ゲームを奪い、試合は最終セットへ。
最終セットは両者譲らぬキープ合戦となったが、第10ゲームでワウリンカにブレークされると、4-6で第3セットを奪われてしまった。
ワウリンカは現地時間17日に行われる決勝に進出。
決勝は世界ランク33位ガエル・モンフィス(フランス)と同68位ワウリンカの顔合わせとなる。