日本陸上競技連盟(JAAF)は12月9日、日本陸連アスレティックス・アワードを開催。2021年においてその活躍が最も顕著であった競技者に送られるアスリート・オブ・ザ・イヤーは、Tokyo 2020(東京五輪)男子20km競歩銀メダリストの池田向希(旭化成)が受賞した。
2021年において優秀な成績を収めた競技者に送られる優秀選手賞は4名が受賞。東京五輪男子20km競歩銅メダリストの山西利和(愛知製鋼)、同女子1500m8位入賞の田中希実(豊田織機TC)、同男子3000m障害物7位入賞の三浦龍司(順天堂大学)、2月のびわ湖毎日マラソンで2時間4分56秒の日本新記録をマークした鈴木健吾(富士通)が選ばれた。
新人賞は男子110mハードルの泉谷駿介(順天堂大学)、女子マラソンの一山麻緒(ワコール)、男子1500mなどの佐藤圭汰(洛南高校)、女子ハンマー投げの村上来花(弘前実業高校)が受賞。陸上競技を通じた活動や活躍が広く社会に対して貢献したと認められた者もしくは団体に送られる特別賞には、福岡国際マラソンの運営を担ってきた朝日新聞社と、東京パラリンピックT52クラス400mと1500mで金メダルを獲得した佐藤友祈(モリサワ)が選出されている。