陸上競技の国際競技連盟・ワールドアスレティックスは12月1日、年間最優秀選手賞を発表。Tokyo 2020(東京五輪)の金メダリストでもある男子400mハードルのカルステン・ワルホルム(ノルウェー)、女子短距離のエレイン・トンプソン=ヘラ(ジャマイカ)がそれぞれ受賞した。
ワルホルムは東京五輪400mハードル決勝で世界記録を更新。45秒94は、同種目初の45秒台となっている。トンプソン=ヘラは東京五輪で100m、200m、4×100mリレーの3冠を達成。8月にアメリカ合衆国オレゴン州ユージーンで開催されたダイアモンドリーグでは、女子100m歴代2位となる10秒54を記録し、1998年にフローレンス・グリフィス・ジョイナー氏(米国)の持つ世界記録に0.05秒へと迫っている。