全豪OP開幕…引退表明のマレーは4時間超えの大激戦も、力尽き1回戦敗退

試合には敗れたが、メルボルンの観客からマレー(中央)には大きな拍手が送られた。

現地時間14日、テニスの全豪オープンが開幕した。

11日に今季途中での引退を表明した、アンディ・マレー(イギリス)が1回戦で第22シードのロベルト・バウティスタ・アグート(スペイン)と激突した。

マレーは負傷の影響から本来のフットワークを見せることができず、ゲームポイント4-6、4-6で2セットを先取される。後がないマレーはここから第3セット、第4セットともにタイブレークに突入しながら7-6、7-6で取り返し、最終セットへと突入する。

第5セットに入り、マレーは苦痛で顔を歪めながらコートに立ち続けたが、4時間超えの激闘に力尽き2-6で最終セットを落とした。セットカウント2-3でマレー最後の全豪オープンは1回戦で姿を消すことに。

ランキング上位勢ではロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ケヴィン・アンダーソン(南アフリカ)、マリン・チリッチ(クロアチア)などが順当に1回戦突破を決めている。

日本勢では西岡良仁が1回戦を3-1で勝利し、勝ち上がりを決めた。2回戦では第10シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)と戦う。予選から勝ち上がった伊藤竜馬はダン・エヴァンス(イギリス)に0-3で敗れ、1回戦敗退となった。

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