【フィギュアスケート】スケートカナダ第2日:ネイサン・チェンが男子シングル優勝…女子シングルはロシア勢が表彰台独占

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Nathan Chen

ISU(国際スケート連盟)グランプリ(GP)シリーズ第2戦のスケートカナダは10月30日、全4種目で後半の演技を実施した。男子シングルはネイサン・チェン(アメリカ合衆国)、女子シングルはカミラ・ワリエワ(ロシア)が優勝。ペアは中国組、アイスダンスはカナダ組が制している。

GPシリーズ第1戦・スケートアメリカでは前半ショートプログラム(SP)のミスもあり3位に終わったチェンだが、第2戦ではSPで首位に立つと後半フリースケーティング(FS)でもトップの点数をたたき出し、307.18点で優勝を果たした。2位は259.55点のジェイソン・ブラウン(米国)。山本草太(中京大学)は225.74点で7位、田中刑事(国際学園)は222.20点で10位だった。

女子シングルは、ワリエワがSP、FSともにトップの得点で優勝。2位はエリザベータ・トゥクタミシェワ、3位はアリョーナ・コストルナヤで、ロシア勢が表彰台を独占している。SP7位と出遅れた三原舞依(シスメックス)はFSで3位となる演技で総合4位。樋口新葉(明治大学/ノエビア)は同6位、河辺愛菜(木下アカデミー)は同9位となっている。ペアとアイスダイスに日本人選手の出場はなかった。

29日に開幕したスケートカナダはブリティッシュコロンビア州バンクーバーのダグ・ミッチェル・サンダーバード・スポーツ・センターで開催。最終日の31日はエキシビションが行われる。

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