フィギュアスケートの髙橋大輔(関大KFSC)が自身の公式サイトを更新。「髙橋大輔からご報告」と題したメッセージで「アイスダンスを始める」ことを表明した。パートナーとなる村元哉中(木下グループ)も自身のSNSにて、髙橋とのペア結成を報告した。
■髙橋大輔のフィギュアスケート成績、競技歴など
髙橋大輔は9月26日、公式サイトで「今年度の全日本選手権で、男子シングルとしての競技会出場を最後とする」と明かし、「2020年1月から拠点をアメリカに移し、村元哉中選手とアイスダンスを始める」と続けた。
髙橋は岡山県出身、1986年3月16日生まれの33歳。フィギュアスケート選手としてのオリンピック成績は、2006年トリノ五輪で8位、2010年のバンクーバー五輪で銅メダル、2014年のソチ五輪で6位となっている。ソチ五輪後に現役引退。しかし2018年に現役復帰を発表すると、12月の全日本フィギュアスケート選手権で、田中刑事らを抑えて銀メダルを獲得する。なお、この大会の金メダルは宇野昌磨だった。
■村元哉中のアイスダンス成績、競技歴など
村元哉中は9月26日、自身のインスタグラムに、髙橋大輔とのツーショット写真とともに「この夢のような報告を出来る日がやっときて本当に嬉しいです」とのコメントを寄せた。
村元は兵庫県出身、1993年3月3日生まれの26歳。フィギュアスケート選手としてキャリアをスタートさせるも、2014年にアイスダンスへ転向。クリス・リード(アメリカ合衆国)とのペアで、2018年の平昌五輪に出場、15位という成績を残した。しかし同年8月、カップルを解消することになる。
オリンピック出場経験のあるカップルの誕生。当然、2022年の北京五輪を目指すのかという疑問が生じるが、髙橋は「まだまだそこまで考える余裕はなく、体も作らなくてはいけませんし、やることがいっぱい過ぎて既に足がプルプル言ってます(笑)」とメッセージに記している。