【テニス】オーストラリアで隔離生活中、錦織圭が現状を語る「部屋で体調を整えています」

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
Nishikori

錦織圭(日清食品)が1月19日、自身の公式アプリ『KEI NISHIKORI』やSNS『Instagram』を通じて、オーストラリアでの現状について説明した。

先日、ATPカップと全豪オープンが開催されるオーストラリアへ入国した錦織。だが全豪OP主催者の手配したチャーター機同乗者から新型コロナウイルス陽性者が出たため、錦織は現地オーストラリアで外出が認められずにホテルで隔離状態となっている。

錦織は動画配信を通じて「体調も問題なく、元気にしています」とメッセージを発信している。

「ボールが打てないぶん、隔離期間を終えて2日間空いてすぐ試合(ATPカップ)があるので、試合ができるのかというところもあるのですが。まだ試合に出られるかどうか……」

「(大会に)出られると思いますけど、やっぱりケガの心配だったり、パフォーマンスの心配っていうところもあるので。(部屋から)出たい気持ちはあるんですが、なるべく部屋で頑張ってトレーニングなどして体調を整えて、試合に向けてポジティブな気持ちでいられたらと思います」

今回の全豪オープンについて、主催者側は参加選手全員に2週間の隔離を義務付けている。その期間中、1日5時間ほどトレーニングのための外出が許可されていた。だが陽性者と同乗していた錦織はその外出さえも認められない状況にある。

錦織圭は「大会がそもそも開かれることに選手は感謝しないといけない」と自身の状況について理解を示しつつ、今後控えている大会に向けて意気込みを示した。

「テニスの感覚を落とさないようにしたいので、ボールに触れていたり、スイングしたりってのは欠かさずやるようにしています。スペースと器具もそんなにないので、難しいですが工夫しながらやっています」

「メンタル的には大丈夫だと思うんですけど、やっぱりヒマはヒマですね。あと、太陽と風に当たっていなので、それもちょっと心配です。体調は問題ないので、そこが唯一良かった」

錦織は2月1日開幕予定のATPカップに出場したあと、同8日からスタートする全豪オープンへと挑むことになる。

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