アスリート長者番付でロジャー・フェデラーが初の1位|日本人最高は大坂なおみで29位

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
アスリート長者番付で日本人最高位の29位に入った大坂なおみ

アメリカ経済誌フォーブスは5月29日、"収入が多いアスリート上位100人"を発表した。男子プロテニス選手のロジャー・フェデラーが初の1位となった。2位にはサッカーのクリスティアーノ・ロナウド、3位にはリオネル・メッシが続いた。日本人アスリートでは大坂なおみが29位、錦織圭が40位にランクインした。

フォーブスは29日、"収入が多いアスリート上位100人"を発表。フォーブスの2020年ランキングによると、新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で多くの主要イベントが中止または延期されたため、高収入アスリートの収入は4年ぶりに減少した。上位100人の収入は合計約36億ドル(3880億円)だったが、2019年と比べ9%減となった。

そのような状況の中、2020年はロジャー・フェデラーが1億630万ドル(約115億円)で自身初となる1位となった。フォーブスによるとフェデラーは、ユニクロ、クレディ・スイス、メルセデス・ベンツなど13社とパートナー契約を結んでおり、1990年から始まったアスリート長者番付で1位となった9人目のアスリート、テニス選手としては初となった。2位はクリスティアーノ・ロナウド(レアルマドリード)が1億500万ドル(約113億円)、3位にはリオネル・メッシ(バルセロナ)が1億400万ドル(約112億円)と、2人のサッカー選手が続いた。

テニスの大坂なおみが3740万ドル(約40億3000万円)で29位に入り、日本人アスリートでは最高位。大坂は女子アスリートとしては世界1位だった。日本人ではほかに、錦織圭が3210万ドル(約34億6000万円)で40位にランクインした。また、明治安田生命J1リーグ・ヴィッセル神戸に所属するアンドレス・イニエスタは46位だった。

上位10人は以下の通り。

1位:ロジャー・フェデラー(テニス・スイス)1億630万ドル(約114億8000万円)
2位:クリスティアノ・ロナウド(サッカー・ポルトガル)1億500万ドル(約113億4000万円)
3位:リオネル・メッシ(サッカー・アルゼンチン)1億400万ドル(約112億2000万円)
4位:ネイマール(サッカー・ブラジル)9550万ドル(約103億1000万円)
5位:レブロン・ジェームズ(バスケットボール・アメリカ)8820万ドル(約95億3000万円)
6位:ステファン・カリー(バスケットボール・アメリカ)7440万ドル(約80億4000万円)
7位:ケビン・デュラント(バスケットボール・アメリカ)6390万ドル(約69億円)
8位:タイガー・ウッズ(ゴルフ・アメリカ)6230万ドル(約67億3000万円)
9位:カーク・カズンズ(アメフト・アメリカ)6050万ドル(約65億3000万円)
10位:カーソン・ウェンツ(アメフト・アメリカ)5910万ドル(約63億8000万円)

29位:大坂なおみ(テニス・日本)3740万ドル(約40億3200万円)

40位:錦織圭(テニス・日本)3210万ドル(約34億6000万円)

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