【スキージャンプ】W杯女子個人第11戦:高梨沙羅が3位で通算108度目の表彰台…男女の最多記録に並ぶ

1 執筆者 鈴木花
sara takanashi
(2021 Getty Images)

FIS(国際スキー連盟)スキージャンプワールドカップ(W杯)の女子個人第11戦(ヒルサイズ=97m)が、現地時間3月21日にロシアのニジニ・タギルで行われた。髙梨沙羅(クラレ)が3位に入り、通算108度目の表彰台。ヤンネ・アホネン(フィンランド)が保持していた男女W杯の通算最多記録に並んだ。

高梨は、1本目で114.3ポイントで2位に立ったが、2本目で115.7ポイントの合計230.0ポイントで3位に順位を落とした。優勝は、合計243.1ポイントのマリタ・クラマー(オーストリア)。2位にニカ・クリジュナル(スロベニア)が232.3ポイントで続いた。これにより、今季のW杯総合成績で、クリジュナルが高梨を抜いて首位に立った。

スキージャンプW杯女子個人第11戦・結果(FIS公式)

2020-21スキージャンプW杯女子個人・総合成績(FIS公式)

日本勢では、丸山希(明治大学)が合計223.5ポイントで5位、伊藤有希(土屋ホームSC)が9位で続く。勢藤優花(北海道ハイテクアスリートクラブ)は25位、岩渕香里(北野建設SC)は30位だった。次戦は、ロシア・チャイコフスキーで現地時間3月26日に行われる。

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