アーチェリー東京五輪テストイベント開幕:リカーブ予選で武藤弘樹、杉本智美らが上位をキープ

東京五輪テストイベントで上位を狙う杉本智美(写真は5月W杯・上海大会)

2020年の東京五輪に向けたアーチェリーのテストイベント(READY STEADY TOKYO - アーチェリー)が7月12日、東京都・夢の島公園アーチェリー場で開幕した。この日は、リカーブの男子、女子、混合団体の予選が行われた。

アーチェリー競技の予選では、上位を取るほど決勝トーナメント1回戦で予選下位の相手と戦える(中間の順位であれば相手も中間の順位の選手になる)。

リカーブ男子は、武藤弘樹が659点で15位のスコアを挙げ、16日の決勝トーナメント1回戦で予選50位のマレーシア選手と対戦する。倉矢知明は22位、古川高晴は24位、パラ選手の上山友裕は63位だった。

リカーブ女子予選では、常勝国の韓国選手がワンツーを決めるなか、杉本智美がトータル665点で6位に。杉本の1回戦は14日となり、相手は予選59位のタイの選手と戦う。また、高校2年の園田稚は20位、2017年アジア選手権2位の久原千夏は51位、パラ選手の重定知佳は56位だった。

混合団体では、杉本/武藤ペアが5位に入り、13日の1回戦でイタリアのペアと当たる。

同大会は、東京五輪で実際に使用される夢の島公園アーチェリー場で18日まで行われる。

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