びわ湖毎日マラソンが3月10日開催。MGC出場権もつ川内優輝は世界陸上を目指して好タイムを狙う

MGCシリーズ男子最終戦、リオ五輪代表の佐々木悟も出場

川内優輝はMGC本戦ではなく、世界陸上出場を狙う(写真は2018年ボストンマラソン)

日本最古のマラソンレースとして知られる『第74回びわ湖毎日マラソン』が、3月10日、滋賀県大津市で行われる。本大会は、ドーハ世界陸上競技大会、および2020年東京オリンピック男子マラソン日本代表を決める「マラソングランドチャンピオン」出場権を争うシリーズ最終戦に指定されている。

皇子山陸上競技場からスタートし、琵琶湖湖畔から瀬田川を辿り、瀬田川洗堰を経て、新瀬田浄水場でスタート地点へ折り返す。優勝候補は、前年度覇者のマチャリア・ディラング(愛知製鋼)。ロンドン五輪金メダルのスティーブン・キプロティッチ(ウガンダ)にも注目だ。

日本人招待選手は、山本憲二(マツダ)、川内優輝(埼玉県庁)、山本浩之(コニカミノルタ)、佐々木悟(旭化成)、兼実省伍(中国電力)、大石港与(トヨタ)。日本人1~3位で2時間08分30秒以内のタイムであればMGCへ直行となる。

リオ五輪の日本代表・佐々木は2時間10分20秒、兼実は2時間11分41秒を下回ればワイルドカードでMGC出場権を獲得できる。

現時点でMGC出場権を得ているのは28選手。山本憲二、川内はすでにMGC出場権を獲得しているが、川内はMGCではなく世界陸上出場を目指して日本人上位入りと好タイムを狙う。

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