女子サッカー・シービリーブスカップは現地時間5日に米フロリダ州タンパで最終節が行われ、日本は6月の女子W杯で同組の世界ランク4位イングランドに0-3で敗れ、1勝1敗1分の3位で大会を終えた。優勝は勝ち点7のイングランドだった。
日本は3-1で勝利したブラジル戦から先発メンバーを6人入れ替えてこの試合に臨んだ。試合は12分にイングランドが先制すると、23分には追加点を奪われる。さらに30分には3点目を許し、3点ビハインドでハーフタイムを迎える。高倉監督は後半開始から小林里歌子、籾木結花、横山久美、三浦成美と攻撃的な選手を4人ピッチに送り込む。反撃の糸口をつかみたい日本だったが、最後までゴールは奪えず、0-3で敗れた。
6月に行われる女子W杯のグループリーグで対戦するのイングランドには敗れたものの、日本は今大会を通して多くの新戦力をテストすることができた。チームがまだ成長段階にあることを考えれば、世界ランク1位のアメリカに引き分け、同10位ブラジルに勝利できたことは評価できる。
女子W杯は6月7日にパリで開幕。日本は現地時間10日にパリでアルゼンチンとの初戦を迎える。