オリンピックの男子体操で日本の表彰台トップの座を守った橋本大輝は今、頂点に留まり、さらに彼独自のレガシーを構築するという新たな課題に挑んでいる。同胞の前任者、内村航平のように。もしも東京大会が2020年に開催されていたら、自分が金メダルを獲れていたとは思っていない。しかし20歳の橋本は、初の世界タイトルを手に入れ、ライバルたちより一歩先へ行くために、いかに苦手種目の改善に取り組んできたかを語ってくれた。