バイアスロン

北欧では早くも18世紀にバイアスロン関連の大会が開催されています。近代のバイアスロン大会が最初に行われたのは1912年と言われており、ノルウェー軍がオスロで実施。この大会は毎年恒例のイベントとなり、当初は17kmクロスカントリースキーと射撃で構成され、射撃でのミスには2分間のペナルティが課せられました。

初めて採用されたのはシャモニー1924で、現在の形になる前のミリタリーパトロール（軍事警備）競技として実施されました。続いて1928年、1936年、1948年大会で公開競技として行われました。何度か冬季五種競技との統合が図られた後、スコーバレー1960からは男子の正式種目となり、アルベールビル1992からは女子も実施されるようになりました。

インスブルック1976までは個人とリレーの2種目のみが行われていましたが、レークプラシッド1980で個人スプリントが追加されました。

ソルトレークシティ2002では男子12.5kmパシュートと女子10kmパシュートが加わり、トリノ2006からはワールドカップ上位30選手が一堂に会する男女のマススタートが新たに追加されました。