第103回全国高等学校野球選手権大会は8月23日、2回戦1試合が行われ、近江が大阪桐蔭に逆転勝ちを収めた。史上初の甲子園開催となった第25回全国高校女子硬式野球選手権大会は、神戸弘陵が高知中央を下して5年ぶりの優勝を決めた。ここでは8月23日の試合を振り返る。(画像は時事)
序盤に4点のリードを許した近江(滋賀)だったが、新野翔大のソロ本塁打などで1点ずつ返し、7回に追いつく。すると8回、山口蓮太朗のタイムリーで勝ち越し、大阪桐蔭(大阪)に逆転勝ちを収めた。投げては7回から登板したエースの岩佐直哉が、3回無失点の好リリーフを見せて逆転劇を呼び込んだ。
大会史上初めて甲子園での開催となった女子の決勝は、神戸弘陵(兵庫)が高知中央(高知)を4-0で下した。神戸弘陵は2回の集中打で4点を奪うと、先発の日高結衣が6回無失点、最後はエースの島野愛友利が三者凡退に抑え、優勝を決めた。
8月23日の試合結果
- 近江6-4大阪桐蔭
- 神戸弘陵4-0高知中央(女子)