東京五輪代表決定レース『マラソングランドチャンピオンシップ』の概要が明らかに

男子30名、女子14名のトップランナーが秋の東京を疾走

東京五輪マラソン代表を決めるMGC決勝は、日本屈指のランナーが集結(写真は昨年12月の発表時/時事)

4月15日、日本陸上競技連盟が『マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)』の大会概要を発表した。同大会は、2020年東京オリンピック・男女マラソン代表選考会の決勝となる。

2017年から始まった東京五輪のマラソン代表を決める『マラソングランドチャンピオンシップシリーズ(MGCシリーズ)』が、9月15日、いよいよフィナーレを迎える。男子30名、女子14名に及ぶMGCファイナリストが、東京の大動脈を激走する。

昨年発表された通り、明治神宮外苑いちょう並木をスタートし、四ツ谷~飯田橋~神田~日本橋~浅草雷門~両国~銀座~芝公園~日本橋~二重橋前~神保町を経て、再び飯田橋、四ツ谷、明治神宮外苑いちょう並木に帰ってくるコースだ。テレビ中継は、男子がTBS系、女子がNHK総合で放映される。

同大会で東京五輪マラソン日本代表の男女各2枠が内定する。1位がそのまま内定し、2、3位でも「MGC派遣設定記録(男子:2時間05分30秒、女子:2時間21分00秒)」を突破した最上位者が内定する。

この大会を逃すと、2019年冬から2020年春にかけての『マラソングランドチャンピオンシップファイナルチャレンジ』で、派遣設定記録を上回り、かつ最も早いタイムを出したものが次点として代表に内定する道が残る。

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