11月16日、広島東洋カープなどで監督を務めた古葉竹識さんが12日に亡くなっていたことが分かった。85歳だった。
1958年に広島に入団した古葉さんは、俊足巧打の内野手として活躍。1970年に南海ホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)に移籍し、翌年引退した。通算1501試合に出場して1369安打をマークし、2度の盗塁王に輝いた。引退後には広島の監督も務め、11年間で4度のリーグ優勝、3度の日本一を達成、「赤ヘル軍団」の黄金期を築いた。
その後は横浜大洋ホエールズ(現・横浜DeNAベイスターズ)、東京国際大でも監督を務めた。1980年に正力松太郎賞受賞、1999年に野球殿堂入りを果たした。