【テニス】4月のWTA下部ツアー、西安オープンが中止に…新型コロナウイルスの影響

中国開催の大会に新型ウイルスの影響が(写真は2019年10月のチャイナ・オープン)

新型コロナウイルスの影響が、テニス界で拡大しつつあるようだ。

女子テニス協会(WTA)は20日、4月に予定されていたWTA下部ツアーの125Kシリーズ、西安オープンについて開催を中止すると発表した。同大会は4月13日より19日まで開催予定となっていた。

また、同じく中国では4月27日より昆明オープンの開催も予定されているが、こちらについても中止が検討されているとのこと。

WTAは公式声明で「このウイルスについては選手、大会に関わるスタッフ、ファンの健康を守ることが何よりも重要。秋に予定しているWTAツアーでお会いできることを楽しみにしている」と発表。秋に予定されている公式戦については経過を見守る構えを見せつつも現時点で開催を想定しているようだ。

中国の武漢から各地に広まり、社会問題化している新型コロナウイルス。日本のスポーツイベントにも規模縮小や開催見送りなどの影響が出ており、その兆候はまだまだ収束する気配がなさそうだ。

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