【テニス】ジョコビッチが東京オリンピック戴冠に照準「欲しいメダルは金」

ジョコビッチが五輪制覇に意気込む

ATPランキング1位、2020年最初のグランドスラム大会である全豪オープンを制したノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、東京五輪に向けて意気込みを示した。

現地時間18日、ジョコビッチは故郷セルビアのベオグラードで会見を行い「オリンピックという特別な舞台は、他のトーナメントでは得られないスペシャルな経験になる」と語った。

「2020年のシーズンは僕にとって最高の形でシーズンインすることができたね。ATPカップを戦い、その後に全豪でトップに立つことができた。大舞台の前にコンセントレーションを高めるという意味でも、ATPカップの存在が大きかった」

「今年は五輪が控えているね。ウィンブルドン終了後、五輪までの休暇期間はほとんどないという点も認識している。そういった意味でもこの間隔で戦うことは重要だと思っているよ」

「僕が今シーズン目標としているのは、もちろんオリンピックとグランドスラムだ。2008年にセルビアの代表として銅メダルを獲得できたことを嬉しく思っている。ただ、やはり欲しいメダルは金だ。今後、オリンピックとグランドスラムの両方を視界に入れつつ、頂点に立つために頑張りたい」

また、テニス界ではBIG3のライバルである、ロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)もまだまだ大きな壁として立ちはだかっている。ジョコビッチは次のように語り、3人の良好なライバル関係が自身の成長やテニス界の発展につながったと説いている。

「フェデラーのような年齢(38歳)になってもあのパフォーマンスを保っているのは称賛に値するよ。プレーを楽しみながら長いキャリアを送るなんて、スポーツ界の歴史でもまず見られないことなんじゃないかな」

「もちろん、僕にとってロジャーとラファ、2人の存在が大きな目標となっている。彼ら2人も同じような感覚を抱いているんじゃないかな。僕らはみんなお互いに刺激し合う存在であり、一緒に大きく成長してきた間柄なんだ」

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