ロジャー・フェデラーが20日、前日に右膝の手術を受けたことを明かした。復帰は6月頃、全英直前になる見通しであることも分かった。
フェデラーは自身のSNSを通して「ずっと右足の負傷に悩まされていたんだ。だましだましやってきたが、チームで話し合った結果、スイスで関節鏡視下手術を受けることにしたんだ。医師からもきっと完治するとアドバイスをもらっているし、この判断は正しかったと思っている。再びコートに戻る時が待ちきれないよ。芝の上で会おう!」と声明を発表している。
フェデラーは2016年に左膝の手術を受け、長期離脱。だが2017年にカムバックすると、全豪と全英を制し、衰え知らずのプレーを見せていた。38歳となった現在はエントリーする公式戦をチョイスしながら参戦していたが、その裏では右足の負傷具合が思わしくなかったようだ。
5月に行われるクレーコートの全仏オープンをスキップし、芝コートが舞台となる6月の全英直前の復帰を示唆したフェデラー。7月の東京五輪に間に合うのかという点でも大きく注目を集めることになりそうだ。