現地時間2月7日、FIS(国際スキー連盟)スキージャンプワールドカップ(W杯)女子個人第7戦(ヒルサイズ=90m)が、オーストリア・ヒンツェンバッハで行われた。前日に引き続き髙梨沙羅(クラレ)が優勝し、2018年3月以来の2連勝を飾った。2位にニカ・クリジュナル(スロベニア)、3位にシリエ・オプセト(ノルウェー)と、表彰台は前日と同じ顔ぶれとなった。
高梨は、FIS公式のなかで「今週末のジャンプは、技術的にとても良かったので、それが成功の要因だと思います。キャリア59勝目には、自分でも驚いていますが、もっと勝てることを願っています」とコメントを残した。
ほか日本勢は、丸山希(明治大学)は18位、伊藤有希(土屋ホームSC)が20位で続く。勢藤優花(北海道ハイテクアスリートクラブ)は28位だった。岩渕香里(北野建設SC)は36位で、2本目のジャンプに進めなかった。次戦は、同18日からルーマニア・ルシュノブでW杯個人第8戦が行われる。
男子は、ドイツ・クリンゲンタールで個人第19戦(ヒルサイズ=140m)が行われた。日本勢トップは、5位の佐藤幸椰(雪印メグミルクスキー部)。佐藤慧一(雪印メグミルクスキー部)が8位で続く。小林陵侑(土屋ホームスキー部)は13位、中村直幹(東海大学札幌スキークラブ)は23位だった。伊東大貴(雪印メグミルクスキー部)は棄権した。
今季好調のハウヴォル=エグナー・グランルード(ノルウェー)が4連勝で、総合順位でも独走状態。2位にボル・パヴロヴチッチ(スロベニア)、3位にマルクス・アイゼンビイラー(ドイツ)となった。次戦は、同13日からポーランド・ザコパネでW杯個人第20戦が行われる。