【スキージャンプ】女子個人W杯第6戦:髙梨沙羅が今季初勝利、通算58勝目

男子個人W杯第18戦は佐藤幸椰の10位が日本人トップ

1 執筆者 鈴木花
sara takanashi
(2019 Getty Images)

FIS(国際スキー連盟)スキージャンプワールドカップ(W杯)女子個人第6戦(ヒルサイズ=90m)が、現地時間2月6日にオーストリア・ヒンツェンバッハで行われた。髙梨沙羅(クラレ)が今季W杯初勝利。自身が持つ男女のW杯歴代最多勝利を「58」に更新した。2012年に初出場して以来、10年連続で表彰台のトップに立った。

スキージャンプW杯女子個人第6戦・結果(FIS公式)

第5戦は失格となった髙梨。第6戦は2本ともヒルサイズの90メートルを記録するなどして優勝を飾った。FIS公式は、「24歳の日本人レジェンドは、ヒルサイズ90メートルのヒンツェンバッハの舞台を本当に好んでいることを確認した」と紹介している。2位は前日優勝のニカ・クリジュナル(スロベニア)、3位にシリエ・オプセト(ノルウェー)が続く。丸山希(明治大学)は6位、岩渕香里(北野建設SC)は21位。勢藤優花(北海道ハイテクアスリートクラブ)はスキージャンプスーツの規定違反で失格となった。7日は同地でW杯個人第7戦が行われる。

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男子はドイツ・クリンゲンタールで個人第18戦(ヒルサイズ=140m)が行われた。佐藤幸椰(雪印メグミルクスキー部)は10位。小林陵侑(土屋ホームスキー部)は11位、佐藤慧一(雪印メグミルクスキー部)は15位、中村直幹(東海大学札幌スキークラブ)は26位だった。伊東大貴(雪印メグミルクスキー部)は39位で2本目に進めなかった。

スキージャンプW杯男子個人第18戦・結果(FIS公式)

予選でも1位だった好調のハウヴォル=エグナー・グランルード(ノルウェー)が3連勝、今季9勝目を挙げた。2位はカミル・ストッフ(ポーランド)、3位にボル・パヴロヴチッチ(スロベニア)が入った。7日は同地でW杯個人第19戦が行われる。

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