【スキージャンプ】W杯個人:男子第15戦で小林陵侑は9位…女子第2戦の高梨沙羅は4位

1 執筆者 鈴木花
sara takanashi
(2020 Getty Images)

現地時間1月24日、FIS(国際スキー連盟)スキージャンプワールドカップ(W杯)男子個人第15戦(ヒルサイズ=130m)がフィンランド・ラハティで行われた。日本人トップは、小林陵侑(土屋ホームスキー部)の9位。また、同日に同W杯女子第2戦(ヒルサイズ=94m)がスロベニア・リュブノで開催された。高梨沙羅(クラレ)は4位。2戦連続表彰台には届かなかった。

W杯男子個人第15戦・結果(FIS公式)

W杯女子個人第2戦・結果(FIS公式)

男子の小林陵侑は、2本目では1位の成績を出したものの、1本目で24位だったことが順位に響いた。佐藤幸椰が18位、佐藤慧一(ともに雪印メグミルクスキー部)は20位で続く。小林潤志郎(雪印メグミルクスキー部)は31位、岩佐勇研(東京美装グループスキー部)は34位で、ともに2本目に進めなかった。優勝は、ロベルト・ヨハンソン(ノルウェー)。2位にマルクス・アイゼンビヒラー、3位にカール・ガイガーとドイツ勢が続いた。

女子の高梨沙羅は、2本とも3番目の成績だったが、合計点数でわずかに3位に届かなかった。今季2戦連続の表彰台はならなかった。丸山希(明治大学)は12位。伊藤有希(土屋ホームスキー部)は、スキー板の長さが原因で失格となった。優勝は、19歳のエイリン=マリア・クヴァンダル(ノルウェー)。W杯デビュー2戦目での初勝利となった。2位はエマ・クリネツ(スロベニア)、3位にはマリタ・クラマー(オーストリア)が入った。

W杯の次戦は、男女ともに1月30日から。男子はドイツ・ヴィリンゲンでW杯個人第16戦が開催される。女子は、ドイツ・ティティゼー・ノイシュタットでW杯個人第3戦が行われる。

W杯総合順位表・男子(FIS公式)

W杯総合順位表・女子(FIS公式)

もっと見る