現役時代にセビージャ、バレンシアなどで活躍した元スペイン代表DF、カルロス・マルチェナ氏が、セビージャ育ちの後輩であり、代表でともにプレーしたDFセルヒオ・ラモスについて語っている。
スペイン代表では2005年に初キャップを刻み、現在では同国史上最多となる168キャップを記録しているS・ラモス。レアル・マドリー、スペイン代表で主将を務めるS・ラモスは、2020年にはオーバーエイジ枠で東京オリンピックに参戦するのではないかと伝えられている。
EURO2008では最終ラインでS・ラモスとともにプレーし、セビージャの先輩でもあるマルチェナ氏は『Omnisport』の取材で「S・ラモスは東京オリンピック出場を希望するはずだ」と語っている。
「彼は競争を求めるアニマルだ。常により多くを求め、決してあきらめない。これまでも素晴らしい歴史を作ったことは間違いないが、それでももっと多くを求めるんだ」
「だから、彼の近くにある挑戦すべてを達成したいと願っているだろう。その挑戦の中に、オリンピックがある」
U-22スペイン代表は、東京オリンピックに参加することがすでに決定している。19-20シーズンの終了後、オフ期間はEURO2020と東京オリンピックが立て続けに行われる。S・ラモスはEURO2020に挑み、その後オーバーエイジ枠で日本のピッチに立つことになるのだろうか。