日本プロサッカーリーグ・Jリーグは7月30日から31日にかけ、2022明治安田生命J1リーグ第23節を実施。30日は首位横浜F・マリノス 対 2位鹿島アントラーズの直接対決など8試合が行われた。
優勝戦線を占う首位攻防戦は、横浜FMのホーム日産スタジアムで開催。ゲーム序盤は両チーム高い強度のプレーを見せる。立ち上がりにチャンスを作ったのは鹿島だった。9分に舩橋佑がコーナーキックのこぼれをミドルシュート。11分には広瀬陸斗のクロスを鈴木優磨が落とし、フリーの土居聖真にわたるがシュートはミートせず。すると徐々に横浜FMがペースを握ると、37分に相手ゴールキックのカットしゴール前まで繋ぎ、最後はエウベルが流しみ先制。前半は横浜FM1絵tんリードで終える。
後半に入り攻勢を強めた横浜FM。51分にはセットプレーのこぼれ球を岩田智輝が振り抜く。相手DFに当たりコースが変わったシュートがゴールに吸い込まれ、リードを2点に広げる。反撃したい鹿島は交代選手で打開を図るが、ペースを取り戻すことはできず。さらなる追加点こそ生まれなかったが、試合は最後まで横浜FMペース。2-0で横浜FMがこの大一番を制し、鹿島との勝点差を「8」に広げた。
消化が2試合少ない3位の川崎フロンターレ。新型コロナウイルスによる離脱者続出の影響、ゴールキーパー3選手をベンチメンバーに入れざるを得ない状況の中、浦和レッズのホームに乗り込んだ。試合は浦和が伊藤敦樹と松尾佑介の得点で序盤に2点先行。川崎Fも82分に家長昭博のゴールで一矢報いるが、85分に追加点を許し万事休す。3-1で浦和が勝利を収めた。
柏レイソルはヴィッセル神戸を1‐0で下し、暫定3位浮上。アビスパ福岡を破ったセレッソ大阪が暫定4位に上がっている。
清水エスパルス 対 サガン鳥栖は31日に行われる。