日本プロサッカーリーグ・Jリーグは7月6日、2022明治安田生命J1リーグ第20節を行った。
首位の横浜F・マリノスはホーム・日産スタジアムにサンフレッチェ広島を迎えての一戦。前半からを優位に進めると、32分に小池裕太のヘディングシュートで先制に成功する。後半も西村拓真と宮市亮が得点を挙げ、3‐0の快勝。リーグ戦6連勝とし、勝点を43に伸ばした。
2位の鹿島アントラーズはセレッソ大阪と点の取り合いの末、引き分けに終わった。鹿島はオウンゴールで先制を許すが、前半終了間際にセットプレーの流れからアルトゥール・カイキがゴールを奪う。1-1で試合を折り返すと、後半は鹿島が立ち上がりから攻め込み、52分に鈴木優磨が勝ち越し弾。右からのクロスを胸トラップで収めると、左足を振り抜いた。だが鹿島は徐々に勢いを失うと、カウンターから加藤陸次樹とジェアン・パトリッキに得点を許し、C大阪に逆転される。それでも迎えた89分、ロングボールを鈴木優磨がつなぎ、その流れからエヴェラウドがバイシクルシュート。相手ゴールキーパーの頭を越えたボールはポストに当たり、ゴールに吸い込まれた。このスーパーゴールで同点に持ち込んだ鹿島は勝点38。横浜FMとの差は5ポイントとなっている。
そのほかFC東京は北海道コンサドーレ札幌に3-0で快勝。浦和レッズは京都サンガF.C.と2-2で引き分けた。下位2チームによる対戦となったヴィッセル神戸 対 清水エスパルスは、神戸が2-1で勝利。大迫勇也が後半アディショナルタイムに決勝弾をマークした。貴重な勝点3を積み上げた神戸は17位に浮上。入れ替わる形で清水が18位となっている。
なお川崎フロンターレ 対 サガン鳥栖は、鳥栖のチーム内で新型コロナウイルス感染者が複数確認された影響により中止が決まっている。