日本プロサッカーリーグ・Jリーグは6月18日、2022明治安田生命J1リーグ第17節の9試合を行った。首位の横浜F・マリノスはガンバ大阪のホームに乗り込んだ。横浜FMは、7分にダワンのゴールで先制を許し1点ビハインドで前半を終える。後半に入ると56分に西村拓真の得点で追いつくと、61分に水沼宏太が勝ち越しゴール。5分間の逆転劇で3ポイントを積み上げ、勝点34の首位でリーグ戦を折り返している。
横浜FMを1ポイント差で追う鹿島アントラーズは、ホームに京都サンガF.C.を迎えた。序盤は京都の守備陣の前に効果的な攻撃ができなかったが、徐々に攻勢に出るとディエゴ・ピトゥカがチャンスメイク。アルトゥール・カイキや上田綺世がシュートを放つが、相手GK上福元直人に阻まれ0-0で後半に向かう。すると50分、コーナーキックをカイキがヘディングで合わせ先制ゴールをマーク。これが決勝点となり、鹿島が1-0でリーグ戦4試合ぶりの勝利を掴んだ。
鹿島と同勝点の川崎フロンターレは、北海道コンサドーレ札幌と対戦。試合は点の取り合いとなり、28分に青木亮太のゴールで札幌が先制すると、42分に家長昭博が試合を振り出しに戻す。後半に入り、次の得点を奪ったのは札幌。66分に荒野拓馬が得点したが、直後の69分に小林悠のゴールで再びタイスコアに。しかしさらなるドラマが終盤に待っていた。86分に小林が勝ち越しゴール。さらに89分に家長、アディショナルタイムにマルシーニョがネットを揺らし、川崎Fが4試合ぶりの白星を手にした。
今季のJ1は34節のうち、半分の17節が終了。勝点34の横浜FMが首位ターン、1ポイント差で鹿島と川崎Fが追う展開となっている。