アメリカ合衆国オレゴン州ユージーンで現地時間7月15日に開幕した第18回世界陸上競技選手権大会「世界陸上2022オレゴン」は大会7日目となる21日、メイン会場のヘイワード・フィールドでは17時5分(日本時間22日9時5分)からイブニングセッションが行われた。
■男子やり投ディーン元気が決勝に進出
男子やり投予選A組にはディーン元気(ミズノ)が登場。3投目でシーズンベストとなる82m34をマークし、全体7位の記録で決勝進出を決めた。同種目予選B組の小椋健司(栃木スポ協)は78m48。全体19位で決勝進出を逃している。
■女子200mは世界歴代2位のタイムでシェリカ・ジャクソンが優勝!
この日は男女200mの決勝が行われた。女子はジャマイカ勢のワンツー。今大会100m準優勝のシェリカ・ジャクソンが、世界歴代2位のタイムとなる21秒45(大会新記録)で金メダルに輝いた。100mとの2冠を狙ったシェリー=アン・フレイザー=プライスは2位だった。
■男子200mはノア・ライルズが今季世界最高記録で連覇!
男子200mはアメリカ合衆国勢が表彰台を独占。Tokyo2020銅メダリストのノア・ライルズが、今季世界最高記録となる19秒31で大会連覇を果たした。2位はTokyo2020銀メダルのケニー・ベドナレク、3位はエリヨン・ナイトンだった。
女子800m予選には田中希実(豊田自動織機)が出場。2分03秒56は予選6組7着で、準決勝進出はならなかった。男子5000m予選出場の遠藤日向(住友電工)は、13分47秒07で予選2組13着。予選敗退を喫した。
■オレゴン2022世界陸上日本代表選手
男子
100m
- サニブラウンアブデルハキーム
- 坂井隆一郎(初)
200m
- 上山紘輝(初)
- 小池祐貴
- 飯塚翔太
400m
- 佐藤風雅(初)
- 川端魁人(初)
- ウォルシュジュリアン
5000m
- 遠藤日向(初)
10000m
- 田澤廉(初)
- 伊藤達彦(初)
マラソン
- 鈴木健吾(初)
- 星岳(初)
- 西山雄介(初)
3000m障害物
- 三浦龍司(初)
- 青木涼真(初)
- 山口浩勢(初)
110mハードル
- 泉谷駿介
- 村竹ラシッド(初)
- 石川周平(初)
400mハードル
- 黒川和樹(初)
- 岸本鷹幸
走高跳
- 真野友博(初)
- 赤松諒一(初)
棒高跳
- 山本聖途
走幅跳
- 橋岡優輝
- 山川夏輝(初)
やり投
- ディーン元気(初)
- 小椋健司(初)
4×100mリレー
- サニブラウンアブデルハキーム
- 坂井隆一郎
- 上山紘輝
- 小池祐貴
- 栁田大輝(初)
- 鈴木涼太(初)
4×400mリレー
- 佐藤風雅
- 川端魁人
- ウォルシュジュリアン
- 中島佑気ジョセフ(初)
- 岩崎立来(初)
- 河内光起
20km競歩
- 池田向希
- 高橋英輝
- 住所大翔(初)
- 山西利和
35km競歩
- 川野将虎(初)
- 松永大介
- 野田明宏
女子
800m
- 田中希実
1500m
- 田中希実
- 卜部蘭(初)
5000m
- 田中希実
- 廣中璃梨佳(初)
- 萩谷楓(初)
10000m
- 廣中璃梨佳
- 五島莉乃(初)
- 小林成美(初)
マラソン
- 一山麻緒(初)
- 松田瑞生
- 新谷仁美
3000m障害物
- 山中柚乃(初)
- 吉村玲美
100mハードル
- 福部真子(初)
- 青木益未(初)
走幅跳
- 秦澄美鈴(初)
やり投
- 北口榛花
- 上田百寧(初)
- 武本紗栄(初)
4×100mリレー
- 青木益未
- 君嶋愛梨沙(初)
- 兒玉芽生(初)
- 御家瀬緑(初)
- 青山華依(初)
20km競歩
- 藤井菜々子
- 岡田久美子
35km競歩
- 園田世玲奈(初)
男女混合
4×400mリレー
- 中島佑気ジョセフ
- 岩崎立来
- 河内光起
- 松本奈菜子
- 小林茉由(初)
- 久保山晴菜(初)