【陸上】2022オレゴン第3日:タミラト・トラが大会新で男子マラソン制す…西山雄介13位、星岳38位

第18回世界陸上競技選手権大会「世界陸上2022オレゴン」は現地時間7月17日早朝から男子マラソン決勝を実施。優勝は、2時間05分36秒の大会新記録でフィニッシュしたタミラト・トラ(エチオピア)。西山雄介(トヨタ自動車)は13位、星岳(コニカミノルタ)は38位だった。

文: 渡辺文重
写真: Getty Images

■西山雄介は13位、星岳は38位

日本からは西山雄介(トヨタ自動車)と星岳(コニカミノルタ)が出場。日本記録保持者の鈴木健吾(富士通)は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽線と診断されたため棄権(DNS)となった。

序盤はスローペースでスタートしたものの、気温は18度と上がらず、夏開催の世界陸上としては好条件のレースとなる。そうした中、星は29キロ手前から先頭集団から後れ始める。30キロを過ぎると、急激に先頭集団のペースが上昇。32キロ手前で西山も先頭集団についていけなくなる。

それでも西山はゲーリン・ラップ(アメリカ合衆国)らと追走。2時間08分35秒の13位でフィニッシュした。ラップは19位でフィニッシュしている。星は2時間13分44秒で38位だった。西山と星はレース後、次のようにコメントしている。

西山雄介

「(世界陸上における日本人最高記録を更新したが?)タイムに関しては気象条件がいままでの世界陸上と比べて良かったので出ると思った。先頭集団と肝心なところで勝負できなかったことが課題。今回良い経験ができたので次に生かしたい。30キロで動くことは分かっていたので、前の方で構えていたが、それまでのペースの変動で足を使ってしまった。ラップ選手は憧れの存在で、マークしていました。世界の壁は高い。自分ももっと上を目指さないといけない。上を向いて世界と戦いたい」

星岳

「チャレンジできた部分はあったが力不足。最後、力が出なかったのでまだまだだと思った。給水地点でペース変動があった。前半は対応できたが、後半は対応できなくなった。日本代表として向き合っていた時間はプラスとなった。日本国内でもやらないといけないことが多い。内容の濃い経験をさせていただいたので、次は入賞、メダルを目指したい」

■優勝は大会新記録のタミラト・トラ

先頭集団の人数が絞られてきた33キロ過ぎからタミラト・トラ(エチオピア)がスパート。34キロのラップは2分43秒、35キロは2分47秒を記録すると、ここから独走となる。トラは2時間05分36秒の大会新記録で優勝した。

2位は終盤までモシネト・ゲレメウ(エチオピア)とTokyo2020オリンピック銅メダリストのバシル・アブディ(ベルギー)が競り合うも、ゲレメウがラストスパートで突き放し、2時間06分44秒で2位。アブディは2時間06分48秒で3位だった。

■世界陸上2022オレゴン第3日の日程と放送予定

※カッコ内は日本時間、種目右は出場予定選手

7月17日:第3日

モーニングセッション

  • 6:15(17日22:15)男子 マラソン 決勝:鈴木健吾、星岳、西山雄介
  • 10:35(18日2:35)女子 100m ハードル 七種競技
  • 11:05(18日3:05)男子 400m 予選:佐藤風雅、川端魁人、ウォルシュ・ジュリアン【※】
  • 11:35(18日3:35)女子 走高跳 七種競技
  • 11:35(18日3:35)女子 ハンマー投 決勝
  • 12:00(18日4:00)女子 400m 予選【※】
  • 13:00(18日5:00)男子 10000m 決勝:田澤廉、伊藤達彦【※】
  • 13:45(18日5:45)女子 砲丸投 七種競技

イブニングセッション

  • 17:05(18日9:05)男子 110m ハードル 準決勝:泉谷駿介、村竹ラシッド、石川周平
  • 17:05(18日9:05)男子 円盤投 予選A組
  • 17:25(18日9:25)女子 棒高跳 決勝
  • 17:33(18日9:33)女子 100m 準決勝
  • 18:03(18日10:03)男子 400m ハードル 準決勝:黒川和樹、岸本鷹幸
  • 18:27(18日10:27)男子 砲丸投 決勝【※】
  • 18:30(18日10:30)男子 円盤投 予選B組
  • 18:38(18日10:38)女子 200m 七種競技
  • 19:00(18日11:00)男子 1500m 準決勝
  • 19:30(18日11:30)男子 110m ハードル 決勝:泉谷駿介、村竹ラシッド、石川周平
  • 19:50(18日11:50)女子 100m 決勝

放送予定

  • 地上波:TBS系列(17日22:00-25:30、18日8:00-12:25)
  • ネット:YouTube(※の種目)、Tver(18日8:00-12:25)

■オレゴン2022世界陸上日本代表選手

男子

100m

  • サニブラウンアブデルハキーム
  • 坂井隆一郎(初)

200m

  • 上山紘輝(初)
  • 小池祐貴
  • 飯塚翔太

400m

  • 佐藤風雅(初)
  • 川端魁人(初)
  • ウォルシュジュリアン

5000m

  • 遠藤日向(初)

10000m

  • 田澤廉(初)
  • 伊藤達彦(初)

マラソン

  • 鈴木健吾(初)
  • 星岳(初)
  • 西山雄介(初)

3000m障害物

  • 三浦龍司(初)
  • 青木涼真(初)
  • 山口浩勢(初)

110mハードル

  • 泉谷駿介
  • 村竹ラシッド(初)
  • 石川周平(初)

400mハードル

  • 黒川和樹(初)
  • 岸本鷹幸

走高跳

  • 真野友博(初)
  • 赤松諒一(初)

棒高跳

  • 山本聖途

走幅跳

  • 橋岡優輝
  • 山川夏輝(初)

やり投

  • ディーン元気(初)
  • 小椋健司(初)

4×100mリレー

  • サニブラウンアブデルハキーム
  • 坂井隆一郎
  • 上山紘輝
  • 小池祐貴
  • 栁田大輝(初)
  • 鈴木涼太(初)

4×400mリレー

  • 佐藤風雅
  • 川端魁人
  • ウォルシュジュリアン
  • 中島佑気ジョセフ(初)
  • 岩崎立来(初)
  • 河内光起

20km競歩

  • 池田向希
  • 高橋英輝
  • 住所大翔(初)
  • 山西利和

35km競歩

  • 川野将虎(初)
  • 松永大介
  • 野田明宏

女子

800m

  • 田中希実

1500m

  • 田中希実
  • 卜部蘭(初)

5000m

  • 田中希実
  • 廣中璃梨佳(初)
  • 萩谷楓(初)

10000m

  • 廣中璃梨佳
  • 五島莉乃(初)
  • 小林成美(初)

マラソン

  • 一山麻緒(初)
  • 松田瑞生
  • 新谷仁美

3000m障害物

  • 山中柚乃(初)
  • 吉村玲美

100mハードル

  • 福部真子(初)
  • 青木益未(初)

走幅跳

  • 秦澄美鈴(初)

やり投

  • 北口榛花
  • 上田百寧(初)
  • 武本紗栄(初)

4×100mリレー

  • 青木益未
  • 君嶋愛梨沙(初)
  • 兒玉芽生(初)
  • 御家瀬緑(初)
  • 青山華依(初)

20km競歩

  • 藤井菜々子
  • 岡田久美子

35km競歩

  • 園田世玲奈(初)

男女混合

4×400mリレー

  • 中島佑気ジョセフ
  • 岩崎立来
  • 河内光起
  • 松本奈菜子
  • 小林茉由(初)
  • 久保山晴菜(初)

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