【バレーボール】女子世界選手権2R最終戦:地元オランダに白星…準々決勝でブラジルと対戦

オランダ・ポーランド共催のFIVBバレーボール女子世界選手権は現地時間10月9日、第2次ラウンド最終戦を実施。火の鳥NIPPON(女子日本代表)はオランダ代表にストレート勝ちを収めた。日本は11日に行われる準々決勝(日本時間12日3時試合開始)で、ブラジル代表と対戦する。

1 執筆者 渡辺文重
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(Volleyball World)

オランダおよびポーランドで開催されているFIVB(国際バレーボール連盟)バレーボール女子世界選手権(2022 FIVB Volleyball Women's World Championship)。第2次ラウンド(Phase 2)に進出した火の鳥NIPPON(女子日本代表)は現地時間10月9日、オランダのアホイ・ロッテルダムで同ラウンド第4戦、オランダ代表との試合に臨んだ。

■日本、オランダにストレート勝ち

第2次ラウンドの最終戦。日本はオランダ戦を前に第3次ラウンド進出を決めていたため、開催国とのアウェイゲームでどのような戦いを見せられるかが焦点となる。日本は第1セット、OH井上愛里沙、OH林琴奈、MB山田二千華、MB島村春世、S関菜々巳、OH石川真佑、L福留慧美のスターティングメンバーで臨む。

191センチのOHアン・ブイスら、高身長の選手がそろうオランダに対して日本は苦戦。終盤まで一進一退の展開となるも、最後は井上の得点で25-23で第1セットを先取する。第2セットも接戦となるが、最後は林が決めて25-23で制する。

第3セット、日本は5点リードでマッチポイントを迎えるも、地元の声援を受けるオランダの反撃に遭う。3点差に詰め寄られるも、ここから石川のバックアタックが成功。日本は25-21で第3セットも取り、セットカウント3-0のストレート勝ちを収めた。

試合結果:Pool E - Phase 2 - Women Japan 3 : 0 Netherlands(Volleyball World)

■日本時間12日3時からブラジル戦

世界バレーは第2次ラウンドが終了。E組(Pool E)からは8勝1敗のイタリア代表とブラジル代表、7勝2敗の日本と中華人民共和国代表が第3次ラウンド(Final Round)に進出。F組からはセルビア代表、アメリカ合衆国代表、トルコ代表、ポーランド代表がコマを進めた。第3次ラウンドからはノックアウト方式(決勝トーナメント)となる。

9日更新のFIVB世界ランキングで7位の日本は11日20時(日本時間12日3時)からオランダ・アペルドールンで、同2位のブラジルと対戦する。

■ブラジル代表戦の放送予定(日本時間)

10月12日(水)3:00

全試合日程・結果:Women's World Championship 2022 - Schedule & Results(Volleyball World)

順位表:Women's World Championship 2022 - Standings(Volleyball World)

世界ランキング:FIVB Senior World Ranking - Women

■世界選手権について

世界選手権は4年に1度開催される、バレーボール界の頂点に位置する大会。男子は1949年、女子は1952年に始まり、バレーボール界ではオリンピックをしのぐ歴史がある。大会には24チームが出場する。

1次ラウンド

1次ラウンドでは6チームずつAからDの4組に分かれ総当たり1回戦を実施。各組の最終成績上位4チーム(計16チーム)が第2次ラウンドに進む。

2次ラウンド

第1次ラウンドを突破した16チームが8チームずつE、Fの2プールに分かれて実施。2次ラウンドでは8チーム中3チームが1次ラウンドで同組だったチームとなるが、別組から勝ち上がった4チームのみと対戦する。同組3チームとは対戦することはない。各組の最終成績上位4チーム(計8チーム)が3次ラウンドに進む。

3次ラウンド

2次ラウンド同組の1位と4位、2位と3位で準々決勝を行い、勝利したチームが準決勝に進出、そして準決勝の結果に応じて3位決定戦、決勝戦が行われる。

■第2次ラウンド組み合わせ

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