オランダおよびポーランドで開催されているFIVB(国際バレーボール連盟)バレーボール女子世界選手権(2022 FIVB Volleyball Women's World Championship)に出場している火の鳥NIPPON(女子日本代表)は現地時間10月4日、オランダのアホイ・ロッテルダムでベルギー代表と対戦した。
■古賀紗理那が3戦ぶり復帰で白星
オランダ・アーネムのヘルレドームで行われた1次ラウンド(Phase 1)を4勝1敗、D組(Pool D)2位で2次ラウンド進出を決めた日本。日本はイタリア代表などと同じE組となり、3次ラウンド進出を目指すことになる。
2次ラウンド初戦の相手はベルギー。日本はOH林琴奈、MB山田二千華、OH石川真佑、OH井上愛里沙、MB島村春世、S関菜々巳、L内瀬戸真実のスターティングメンバー(第1セット)で臨む。日本は第1セット、OHブリット・ヘルボッツの攻撃に苦しみ、21-25で落とす。
日本は第2セット、主将の古賀紗理那を3試合ぶりに出場させる。また宮部藍梨も起用してリズムを作ると25-20で取り返す。第3セットも25-16で取った日本は、第4セットも25-22とし、セットカウント3-1で2次ラウンド初戦を白星とした。
FIVB世界ランキング7位(4日更新)の日本は5日、同3位のイタリア代表と対戦する。
試合結果:Pool E - Phase 2 - Women Japan 3 : 1 Belgium(Volleyball World)
世界ランキング:FIVB Senior World Ranking - Women
■イタリア代表戦の放送予定(日本時間)
10月5日(水)21:00
全試合日程・結果:Women's World Championship 2022 - Schedule & Results(Volleyball World)
■世界選手権について
世界選手権は4年に1度開催される、バレーボール界の頂点に位置する大会。男子は1949年、女子は1952年に始まり、バレーボール界ではオリンピックをしのぐ歴史がある。大会には24チームが出場する。
1次ラウンド
1次ラウンドでは6チームずつAからDの4組に分かれ総当たり1回戦を実施。各組の最終成績上位4チーム(計16チーム)が第2次ラウンドに進む。
2次ラウンド
第1次ラウンドを突破した16チームが8チームずつE、Fの2プールに分かれて実施。2次ラウンドでは8チーム中3チームが1次ラウンドで同組だったチームとなるが、別組から勝ち上がった4チームのみと対戦する。同組3チームとは対戦することはない。各組の最終成績上位4チーム(計8チーム)が3次ラウンドに進む。
3次ラウンド
2次ラウンド同組の1位と4位、2位と3位で準々決勝を行い、勝利したチームが準決勝に進出、そして準決勝の結果に応じて3位決定戦、決勝戦が行われる。