4年に1度行われる世界選手権。男子日本代表・龍神NIPPONは1974年以来となるメダル獲得に挑む。
■日程・放送予定
予選ラウンド
8月26日21:00 日本 vs カタール
8月28日21:00 日本 vs ブラジル
8月30日21:00 日本 vs キューバ
決勝トーナメント
9月3-6日 ラウンド16
9月7-8日 準々決勝
9月10日 準決勝
9月11日 決勝&3位決定戦
※日本時間
※決勝トーナメントの放送予定は後日発表予定
■日本代表メンバー
- 1 西田有志(ジェイテクトSTINGS)
- 2 小野寺太志(JTサンダーズ広島)
- 5 大塚達宣(早稲田大学)
- 6 山内晶大(パナソニックパンサーズ)
- 7 高梨健太(ウルフドッグス名古屋)
- 8 関田誠大(ジェイテクトSTINGS)
- 9 大宅真樹(サントリーサンバーズ)
- 12 高橋藍(日本体育大学)
- 13 小川智大(ウルフドッグス名古屋)
- 14 石川祐希(パワーバレー・ミラノ/イタリア)
- 16 宮浦健人(スタル・ニサ/ポーランド)
- 20 山本智大(堺ブレイザーズ)
- 23 佐藤駿一郎(東海大学)
- 26 村山豪(ジェイテクトSTINGS)
■世界選手権について
世界選手権は4年に1度開催される、バレーボール界の頂点に位置する大会。男子は1949年、女子は1952年に始まり、バレーボール界ではオリンピックをしのぐ歴史がある。
出場チームは24。ホスト国、前回大会優勝チームは自動で出場権を獲得し、それ以外のチームは各大陸予選を通過するか、世界ランキング上位に位置する必要がある。国際バレーボール連盟(FIVB)に加盟する約220の国と地域に、参加への平等な機会が与えられていることでも知られている。
大会は予選ラウンドと決勝トーナメントの2段階で構成。予選ラウンドでは出場チームが4チームずつ、6つのプールに振り分けられ、1回戦総当たり形式で対戦する。各プールの上位2チーム、および3位の中で成績上位の4チームが決勝トーナメントに進出。決勝トーナメントは勝者が次のラウンドに進むノックアウト形式で行われる。準決勝敗退チームは3位決定戦に進む。
■世界選手権の見どころ
日本のこれまでの最高成績は1970年、1974年の3位。48年ぶりのメダル獲得を目指す大会となる。2014年は不参加、2018年の前回大会は17位と近年は好成績を残せていないが、今大会に向けた男子日本代表・龍神NIPPONの状態は良好だ。
まずは昨夏のTokyo2020。北京2008以降、オリンピック出場を逃していたが、開催国枠で出場したTokyo2020で7位と健闘を見せた。大会後はコーチを務めていたフィリップ・ブラン氏が監督に昇格。初の国際大会となったFIVBバレーボールネーションズリーグ(VNL)2022では並み居る強豪チームと互角以上に渡り合い、メダルまであと一歩の5位で大会を終えた。これはネーションズリーグにおける日本の最高成績でもある。
今大会ではブラジル、キューバ、カタールと同じプールBに入った。ブラジルは8月18日時点の世界ランキングで3位、VNLでもストレート負けを喫した強豪国。同9位の日本としては、同12位のキューバ、同21位のカタールにはきっちり白星を挙げたい。VNLでも世界トップクラスの能力を示した西田有志、石川祐希を中心に、まずは決勝トーナメント進出をつかみたい。
■出場国・組み合わせ
- プールA:プエルトリコ、セルビア、チュニジア、ウクライナ
- プールB:日本、ブラジル、キューバ、カタール
- プールC:ブルガリア、メキシコ、ポーランド、アメリカ合衆国
- プールD:カメルーン、フランス、ドイツ、スロベニア
- プールE:カナダ、中国、イタリア、トルコ
- プールF:アルゼンチン、エジプト、イラン、オランダ
■VNL2022男子の最終成績(7月24日閉幕)
- フランス
- アメリカ合衆国
- ポーランド
- イタリア
- 日本
- ブラジル
- イラン
- オランダ