WTA(女子テニス協会)ツアーのひとつ、「東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2022(WTA500/サーフェス=ハード)」が、有明コロシアムおよび有明テニスの森公園テニスコート(いずれも東京都江東区)にて開催中で、9月20日に大会第2日を迎えた。この日は、前日(19日)に続いて、シングルスとダブルスの1回戦が行われ、前回大会を優勝している大坂なおみが登場した。対戦相手となったダリア・サビル(オーストラリア)が、試合途中に左足負傷による棄権を申し出たため、大坂の2回戦進出が決まった。このほか、シングルスに2名、ダブルスに3組の日本選手が出場したが、いずれも初戦敗退となった。
■シングルス
この日のシングルス1回戦第2試合に出場した本玉真唯は、中国のジャン・シューアイと対戦するも、相手に主導権を握られ、セットカウント0−2(0−6、3−6)のストレートで敗れ、1回戦敗退となった。
また、第4試合には、内藤祐希がベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)と対戦。前半は粘りのプレーを見せたものの、セットカウント0−2(4−6、2−6)のストレート敗戦となり、2回戦進出とはならなかった。
■ダブルス
この日のダブルスでは、1回戦の3試合が行われ、それぞれに日本選手が出場した。
第1試合には、日比野菜緒/キャロル・ザオ(カナダ)が、ソフィー・チャン(アメリカ合衆国)/カタジーナ・カバ(ポーランド)と対戦。ゲームカウント0−2(5−7、3−6)のストレートで敗れ、初戦敗退となった。
つづく第2試合には、穂積絵莉/二宮真琴が、ベルギー代表のベロニカ・クデルメトワ/エリース・メルテンスと顔を合わせる。日本代表ペアは流れを引き寄せることができずに、セットカウント0−2(1−6、4−6)のストレート負けで、次戦へと駒を進めることができなかった。
この日のダブルス最終試合に登場したのは、今年のウィンブルドン2022で準々決勝進出を果たしている青山修子/チャン・ハオチン(チャイニーズ・タイペイ)のふたりだ。対戦相手は、ニコール・メリカ・マルチネス(アメリカ合衆国)/エレン・ペレス(オーストラリア)。青山/チャンは、第1セットを6−2で奪って勢いに乗るが、つづく第2セットを相手ペアに奪われてしまい(3−6)、勝負の行方は最終ゲームへともつれ込む。最後の第3セットでは、両ペアともに一歩も譲らぬ展開となるが、終盤で青山/チャンのふたりが3点連取を相手に許してしまい、セットカウント1−2(6−2、3−6、[8-10])と逆転されて、1回戦で有明の舞台から姿を消すこととなった。
大会3日目の9月21日には、ダブルス1回戦に、柴原瑛菜/ ルイーザ・ステファニー(ブラジル)、土居美咲/奈良くるみ の2組が出場する予定だ。なお、奈良は、今大会をもって現役引退することを発表している。
■日程・放送予定
▼9月19日
- シングルス1回戦
- ダブルス1回戦
【放送予定】
- BS・CS:WOWOW(本戦シングルス 全試合放送)
- ネット:WOWOWオンデマンド(LIVE配信)
▼9月20日
- シングルス1回戦
- ダブルス1回戦
【放送予定】
- BS・CS:WOWOW(本戦シングルス 全試合放送)
- ネット:WOWOWオンデマンド(LIVE配信)
▼9月21日
- シングルス2回戦
- ダブルス1回戦
【放送予定】
- BS・CS:WOWOW(本戦シングルス 全試合放送)
- ネット:WOWOWオンデマンド(LIVE配信)
▼9月22日
- シングルス2回戦
- ダブルス準々決勝
【放送予定】
- BS・CS:WOWOW(本戦シングルス 全試合放送)
- ネット:WOWOWオンデマンド(LIVE配信)
▼9月23日
- シングルス準々決勝
- ダブルス準々決勝
【放送予定】
- BS・CS:WOWOW(本戦シングルス 全試合放送)
- ネット:WOWOWオンデマンド(LIVE配信)
▼9月24日
- シングルス準決勝
- ダブルス準決勝
【放送予定】
- 地上波:TBSテレビ(関東ローカル/ダイジェスト・25:58~26:58)
- BS・CS:WOWOW(本戦シングルス 全試合放送)
- ネット:WOWOWオンデマンド(LIVE配信)
▼9月25日
- シングルス決勝
- ダブルス決勝
【放送予定】
- 地上波:TBSテレビ(関東ローカル/ダイジェスト・24:58~25:58)
- BS・CS:WOWOW(本戦シングルス 全試合放送)
- ネット:WOWOWオンデマンド(LIVE配信)