東京都江東区の有明コロシアムおよび有明テニスの森公園テニスコート開催のWTA(女子テニス協会)ツアー、「東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2022」(WTA500/サーフェス=ハード/以下=東レPPO)は、9月17日から18日にシングルス予選を実施した。
今大会限りでの現役引退を表明している奈良くるみ(安藤証券/WTA世界ランキング238位)は、1回戦でニコール・メリチャー(アメリカ合衆国)を下し、本戦出場に王手をかける。イサベラ・シニコバ(ブルガリア/同222位)と対戦した2回戦では、第1セットを6-0で先取。だが第2セットを5‐7で落とすと、第3セットも0‐6で逆転負けを喫し、本戦出場はならなかった。奈良は土居美咲(ミキハウス)とのペアで、ダブルス本戦に出場する。
その他、2回戦では村松千裕(グラムスリー/同360位)と西郷里奈(TEAM自由が丘/同629位)が激突。フルセットの末に西郷が勝利し、本戦の切符を掴んだ。
1回戦で柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス/同625位)を破った岡村恭香(同/同297位)は、2回戦でフェルナンダ・コントレラス・ゴメス(メキシコ/同177位)に敗戦。荒川晴菜(アオヤマスポーツ/同402位)、瀬間詠里花(橋本総業ホールディングス/同426位)、坂詰姫野(同/同357位)、松田鈴子(ノア・テニスアカデミー神戸垂水/同1417位)、穂積絵莉(日本住宅ローン/同519位)、石井さやか(HSS/同938位)も予選突破はならなかった。