男子テニスの国別対抗戦「2024 デビスカップ ワールドグループ1部 日本 対 コロンビア」が9月15日、有明コロシアム(東京都江東区)にて競技2日目を迎え、日本は前日に続きコロンビアと対戦した。
前日の試合で2連勝している日本は、勝利まであと1勝。
この日、最初の試合となった大会第3試合のダブルスには、パリ2024オリンピックで日本代表を務めた錦織圭に代わり、望月慎太郎が出場し、綿貫陽介とペアを組んで臨んだ。
第1セットは、まさにシーソーゲーム。タイブレークにもつれ込んだ試合は、7-6(4)で日本が奪う。しかし、続く第2セットでは、コロンビア代表が主導権を握り、2−6でセットを奪われた日本はセットカウントで同点に並ばれる。最終の第3セットでも、第5ゲームでコロンビアのペアにブレークを奪われた望月/綿貫は、ブレークバックを果たせないまま3-6で逆転負けを喫し、日本は3勝目をお預けとする。
2勝1敗で迎えた第4試合のシングルスでは、前日に続き西岡良仁が登場した。ニコラス・メヒアと対戦した西岡は第1セット、序盤の劣勢を覆して5−5の同点に並ぶと、第11ゲームでブレークを奪った勢いのまま7−5で勝利し、最初のセットを奪う。第2セットでは、4ゲームビハインドの展開から西岡が一気にギアアップ。西岡は連続6ゲームを奪って、6−4でメヒアを退け、ストレート勝利で日本の3勝目を飾った。
これにより、先に3勝した日本がコロンビアを下し、2025年に行われるファイナル予選への進出を決めた。なお、日本の勝利が決まったため、最終の第5試合は実施されていない。
ワールドグループ1部の試合は、現在世界各地で行われており、日本を含む勝利した12チームが2025年2月に開催されるファイナル予選に進出することとなっている。
出場選手
日本
- 西岡 良仁
- ダニエル 太郎
- 望月 慎太郎
- 錦織 圭
- 綿貫 陽介
- 監督:添田 豪
コロンビア
- ニコラス・メヒア
- アドリア・ソリアノバレラ
- ミゲル・トボン
- クリスティアン・ロドリゲス
- ニコラス・バリエントス
- 監督:アレハンドロ・ファジャ