男子テニスの国別対抗戦「2024 デビスカップ ワールドグループ1部 日本 対 コロンビア」が9月14日、有明コロシアム(東京都江東区)で初日を迎えた。日本がシングルスで2勝を挙げ、勝利まであと1勝と王手をかけた。
日本の先陣を切ったのはATP(男子プロテニス協会)シングルス世界ランキング54位の西岡良仁。アドリア・ソリアノ バレラ(460位)と対戦した。西岡は危なげなく第1セットを6-2で奪うと、第2セットも6-4で取りストレート勝ちを収めた。
第2試合は錦織圭(205位)がニコラス・メヒア(237位)と対戦。競った展開の中、要所でブレークを奪った錦織が6-4、6-4で勝利した。
全5試合のうち、先に3勝したほうが勝利というレギュレーション。日本は15日に行われる試合で1勝すれば、2025年大会の予選への出場が決定する。15日は錦織/綿貫陽介のダブルスのほか、西岡とメヒア、錦織とソリアノ バレラのシングルスが予定されている。
デビスカップとは
男子テニスの国別対抗戦。その優勝チームを決めるファイナルズが9月10日から16チームで行われている。
日本はワールドグループ1部に所属しており、コロンビアに勝利を収めれば、2025年2月開催のデビスカップ予選に進む。なお敗れた場合は、ワールドグループ1部残留を懸けたプレーオフに回る。
出場予定選手
日本
- 西岡 良仁
- ダニエル 太郎
- 望月 慎太郎
- 錦織 圭
- 綿貫 陽介
- 監督:添田 豪
コロンビア
- ニコラス・メヒア
- アドリア・ソリアノバレラ
- ミゲル・トボン
- クリスティアン・ロドリゲス
- ニコラス・バリエントス
- 監督:アレハンドロ・ファジャ