日本水泳連盟が主催する「ジャパンオープン2022」が東京辰巳国際水泳場(東京都江東区)にて開幕した。大会初日の12月1日には、男子4種目、女子3種目、合計7種目の決勝が行われた。大会は、4日まで行われる。
■男子
▼400m個人メドレー
30名がエントリーしたこの種目では、予選ヒートと準決勝(B-Final)を勝ち上がった8名が決勝に進出した。決勝では、リオ2016の同種目で銅メダルに輝く瀬戸大也が、予選のタイムを7秒も縮めて、4:10.14で優勝した。また、2位には、Tokyo2020男子200mバタフライで銀メダルに輝く本多灯が入った。
男子400m個人メドレーの表彰台成績は、以下の通り。
- 瀬戸大也 4:10.14
- 本多灯 4:10.93
- 小方颯 4:12.24
▼100m平泳ぎ
57名がエントリーしたこの種目では、同様のフォーマットで予選ヒートと準決勝を勝ち上がった8名が決勝に進出した。その中で、世界水泳選手権大会ブダペスト2022の200m平泳ぎで銀メダルを獲得している花車優が、ただ1人50秒台のタイムを叩き出し、優勝を決めた。
男子100m平泳ぎの表彰台成績は、以下の通り。
- 花車優 59.91
- 武良竜也 1:00.08
- 山中祥輝 1:00.46
このほか、Tokyo2020代表の松元克央が100m自由形(タイム:48.77)で、同じくTokyo2020代表の川本武史が50mバタフライ(タイム:23.28)で、それぞれ優勝している。
■女子
▼400m自由形
45名がエントリーしたこの種目では、男子同様の競技方式で、予選ヒートと準決勝を勝ち上がった8名が決勝へと駒を進めた。決勝では、Tokyo2020の同種目で代表を務めた難波実夢が、タイム4:08.65で優勝した。また、同じくTokyo2020代表の小堀倭加が2位に入った。
女子400m自由形の表彰台成績は、以下の通り。
- 難波実夢 4:08.65
- 小堀倭加 4:09.34
- 望月絹子 4:10.93
▼100m平泳ぎ
60名がエントリーしたこの種目では、ほか種目と同様に予選と準決勝を勝ち上がった上位8名が決勝へ進出した。Tokyo2020同種目で代表を務めた青木玲緒樹が、タイム1:06.11で優勝を決めた。
女子400m自由形の表彰台成績は、以下の通り。
- 青木玲緒樹 1:06.11
- 宮坂倖乃 1:07.04
- 深澤舞 1:07.59
このほか、50mバタフライ決勝では、相馬あいがタイム25.94で優勝している。