パリ2024オリンピック予選を兼ねる「ストリート・スケートボード・ローマ2022(プロツアー)」は現地時間6月29日から競技開始。競技3日目となる7月1日は準々決勝が行われた。
■男子準々決勝
32名による準々決勝には、佐々木音憧(SASAKI Toa)、根附海龍(NETSUKE Kairi)、青木勇貴斗(AOKI Yukito)、松本浬璃(MATSUMOTO Kairi)ら6月30日に行われた予選の上位27名と、ナイジャ・ヒューストン(Nyjah HUSTON/アメリカ合衆国)、堀米雄斗(HORIGOME Yuto)、白井空良(SHIRAI Sora)、ケルビン・ホフラー(Kelvin HOEFLER/ブラジル)、グスタボ・リベイロ(Gustavo RIBEIRO/ポルトガル)のシード5名が参加。準々決勝も予選同様に2回の「ラン」を行い、高い方のポイントで順位が決定する。
1位は1回目に85.43点を記録したアウレリエン・ギラウド(Aurelien GIRAUD/フランス)。2位に82.42点のミッキー・パパ(Micky PAPA/カナダ)、3位にマウロ・イグレシアス(Mauro IGLESIAS/アルゼンチン)が続いた。
日本勢は、堀米が78.28点で11位、青木が15位、佐々木が16位で、上位16名による準決勝に進出。白井は18位、松本は21位、根附は23位だった。ヒューストンは4位、リベイロは5位、ホフラーは8位となっている。
■準決勝は7月2日
準々決勝の上位16名による準決勝は2日に開催。日本時間23時15分からOlympics.comでライブ中継される。
準決勝からは、パリ2024における採点方法が適用される。各選手はこれまで通り、45秒ずつのランを2回行い、その後にトリックの演技を行う。Tokyo2020では、トリックとランのそれぞれの演技を0点から10点の間で採点し、両方を合わせた中からベストスコア4つを合計した0点から40点の得点が最終スコアとなっていたが、パリ2024の予選と本大会では、トリックとランはそれぞれ100満点で採点され、ラン1本とトリック2本のベストスコアを合算した0から300の間の得点が最終スコアとなる。
この変更は、トリックとランの価値をより平等にするために導入された。
■日程・放送予定
日程(現地時間)
- 6月26−28日 公式練習
- 6月29日 競技1日目 女子予選
- 6月30日 競技2日目 男子予選
- 7月1日 競技3日目 男女 準々決勝
- 7月2日 競技4日目 男女 準決勝
- 7月3日 競技5日目 男女 決勝
放送予定(日本時間)
ネット:Olympics.com(ライブ中継)
- 7月2日23:15 準決勝
- 7月4日01:45 決勝
■出場選手(日本)
男子(8名)
- 堀米雄斗
- 白井空良
- 青木勇貴斗
- 佐々木来夢
- 佐々木音憧
- 松本浬璃
- 甲斐穂澄
- 根附海龍
女子(10名)
- 西矢椛
- 中山楓奈
- 西村碧莉
- 赤間凛音
- 織田夢海
- 伊藤美優
- 吉沢恋
- 上村葵
- 中島野々花
- 藤澤虹々可