【スケートボード】青木勇貴斗、ストリート・スケートボード・ローマ2022では「自分を見せつけたい」

ストリート・スケートボード・ローマ2022(プロツアー)は現地時間6月29日から競技がスタート。初日は女子オープン予選、30日は男子のオープン予選が行われる。日本代表としてTokyo2020にも出場した青木勇貴斗が「自分を見せつけたい」と意気込みを語っている。

1 執筆者 オリンピックチャンネル編集部
 Yukito Aoki
(2021 Getty Images)

イタリアで開催中のストリート・スケートボード・ローマ2022(プロツアー)。現地時間6月26日から28日にかけて公式練習を行った。30日の男子オープン予選を前に、青木勇貴斗が今のフィーリングや大会への思いを語った。

「去年に来たときと一緒です。去年と同じように、挑むだけですね」

青木勇貴斗は1年ぶりにローマに戻ってきた感覚をこのように表現した。去年というのは、今大会と同じローマで開催された世界選手権。青木は「調子が良くなくて」予選38位で敗退となった。

Tokyo2020も20人中17位で予選敗退。それからの約1年で、さまざまな刺激を得たようだ。「アメリカなど、いろいろな国にいってスケボーをすることで、学ぶことがありました」。

「世界中から何万人っていうスケーターが街に集まるんですよ。そういうイベントがあるっていいなと思いました。自分も撮影をしていて、いろいろなスケーターに会ってアガったし。スケボーは楽しいほうが成長しますね」

多くの経験を積んで迎える今大会に向けては「ポイントをたくさん取れたらいいですね(笑)」と笑顔。それと同時に、「見せつけたいですね。ほかの選手に、自分を。常に自分をヤバいと思わせて、いろいろなプロスケーターの頭の中に自分の印象を残したい」とギラギラした様子も見せた。

ルーティンの組み方は流れ。ときにはコース上で立ち止まり、「セクションの見方、考え方を変えたり」して組み上げていくという。「流れでできることをやって、そのやっている技を1分間をまとめてみた時に、すごく見栄えがいいとか(で決める)、そんな感じなので」。ここまでの公式練習を経て、「滑る流れはもうだいたい決めました。今の状態は60パーセントから70パーセントくらい」と仕上がってきているようだ。

「自分のスタイルはふわっとしているスケボー。軽い感じですね」という青木。「難易度の高さも見てほしい」という滑りで、まずは準々決勝進出を狙う。

■日程・放送予定

【日程】

  • 6月26−28日 公式練習
  • 6月29日 競技1日目 女子予選
  • 6月30日 競技2日目 男子予選
  • 7月1日 競技3日目 男女 準々決勝
  • 7月2日 競技4日目 男女 準決勝
  • 7月3日 競技5日目 男女 決勝

※現地時間

【放送予定】

ネット:Olympics.com(ライブ中継)

  • 7月2日 23:15 男女 準決勝
  • 7月4日 01:45 男女 決勝

※日本時間

■出場選手(日本)

男子(8名)

  • 堀米雄斗
  • 白井空良
  • 青木勇貴斗
  • 佐々木来夢
  • 佐々木音憧
  • 松本浬璃
  • 甲斐穂澄
  • 根附海龍

女子(10名)

  • 西矢椛
  • 中山楓奈
  • 西村碧莉
  • 赤間凛音
  • 織田夢海
  • 伊藤美優
  • 吉沢恋
  • 上村葵
  • 中島野々花
  • 藤澤虹々可
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