林かりん、日本記録更新の安川潤がともに初優勝|スピードジャパンカップ2023

Tokyo2020では総合1種目のみが行われたスポーツクライミングだが、パリ2024ではボルダー&リードとスピードの2種目が実施される。日本山岳・スポーツクライミング協会では2月から各種目のジャパンカップ2023を開催。3月12日には千葉県千葉市でスピード種目が行われた。

1 執筆者 渡辺文重
YASUKAWA Jun
(Getty Images)

日本山岳・スポーツクライミング協会(JMSCA)主催、スピードジャパンカップ2023(SJC2023)および、第3回スピードユース日本選手権千葉大会(SYC2023)が3月12日、千葉県立幕張総合高等学校クライミングウォール(千葉市)で開催された。

結果速報:スピードジャパンカップ2023(SJC2023)

SJC2023男子優勝は安川潤(早稲田大学)。安川は日本記録保持者で、予選では自身の記録を更新する5秒38をマークしている。女子優勝は林かりん(鳥取県山岳・スポーツクライミング協会)。安川、林ともに初優勝だった。

スポーツクライミングは4月から国際大会のワールドカップが開幕。8月に最初のパリ2024予選となる世界選手権がスイスで行われる。

今後の日程:国際スポーツクライミング連盟(IFSC)大会カレンダー

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